2012年02月13日

若手・中堅リーダー向け5つのリーダシップスキル マル秘ビデオ! 明後日15日から順次公開

ここ最近、若手・中堅リーダーの方からのご相談を多く頂くようになりました。


業績が好転しないのに今まで通りのことをしていては、今期目標を達成できないままで終わってしまう。そんな厳しい環境で新たにリーダーに就任した若手リーダーには、会社全体での戦略転換も合わせてですが、現場での仕事の進め方や考え方を抜本的に変えて欲しいというミドルマネージャーからの期待も大きいのも現状です。

リーダーに就任する人のタイプにはいろいろあるのですが、厳しい環境下であっても、新しい発想でこれまで切り込んでいなかった領域に挑戦し、成果を上げていった優秀な実務担当者として活躍してきた・・・という方が、担当者として抜群の成果を収めたということで、チームの成果を大きく飛躍させる期待を担いチームリーダーとして抜擢されることが多いのです。

しかし、こうした“できる担当者”がリーダーになる場合、自分の進め方にある程度自信を持ってリーダーに就任するのですが(メンバー構成にもよりますが)、就任早々、こんな問題に遭遇します。


業績低迷が厳しいチームのリーダーを任されたAさん。現状を打開するための新たな取り組みの方向性についてミーティングで話しをすることに・・・。

背景の話が終わり、いよいよ、メンバーに自分の新しい考え方や切り口を提案します。メンバーにひとしきり話した後、メンバーの意見を聞いてみると・・・

「イメージはわかりますが、具体的にどうするのですか?」

「それはそう簡単にはうまくいきませんよ」

「むしろ、こういう問題が起きてしまいますから進めるのは無理でしょう」

「それは以前、高橋さんがやったときに失敗していますよ」・・・

こんな声に囲まれてしまう・・・。

おそらく、リーダーのAさん自身は、このような観点で歩みを止めるということは考えもしなかったので、驚いて回りのメンバーの顔を見回すのではないでしょうか。


「どうしてこのような感じ方のズレが生じてしまうのか?」

「どうやってこのズレを解消したらよいのか?」

「これから彼らを私がリードしていけるものだろうか?」・・・と、さまざまな不安が頭をよぎります。


しかし、こうした意見が出るほうがまだ良いほうだと言えます。

中には、「わかりました」と口だけで行動や気持ち(やる気)を感じない反応や、誰も発言しないでお互い黙っている状況もあったりします。

こんな時、どう対処してよいのか・・・むしろ分かりにくくて困ってしまう。

そんな成りたてのリーダーをたくさん見てきました。

これが、自分自身が優秀な実務担当者として活躍してきた方が、チームリーダーになって仕事を進めることになったときに遭遇する最初のハードルになります。

自分と同質なメンバーばかりの職場であれば(あまりないですが・・・)、このようなことは起こらないのですが、今度は同質であるがゆえに、他の発想が生み出しにくい、行動傾向を転換しにくいという逆の状況も生まれてしまいます。

リーダーに就任すると、これまでの実務担当者として成果を出してきたスキルとは異なる力を発揮しなければなりません

このことは、なかなか組織の中で説明されることは少なく、リーダーシップの基本トレーニングを受けてからリーダーに就任するというプロセスを確実にとっている企業はそれほど多くありません。

リーダーシップのスキル以前のお話だからです。

特に、20代後半〜30代の若手リーダーの方が、チームの活動に変化を生み出し、成果創出へのプロセスをチームとして駆け抜けるために、小手先のリーダーシップスキルだけでなく、それを効果的に活用するためのベースとしてのリーダーの心構えや基本スキルを身に着ける必要があります。

そこで、

これまで、若手リーダー育成と目標実現ファシリテーションによる企業成果創出のサポートを14年間行ってきた経験と実績をもとに、20代〜30代の若手リーダーの皆さん向けに、リーダーシップを発揮するための5つのポイントについてまとめてみました。


STEP1 「影響力」の土台創り

STEP2 結果を出すチーム特性マネジメント

STEP3 メンバーの行動を左右するEQマネジメント

STEP4 本質を見抜きシンプルに解決する思考力

STEP5 チームの空気を創るリーダー自身のモチベーション



この5つのポイントをより深くご理解いただくために、今、解説ビデオを準備しております。

準備が出来次第、お知らせいたします。

お楽しみに。
posted by FUJICO at 20:21| リーダー必携スキル
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