2011年09月07日

ジャック・ウェルチ氏のフォーリーズ(4つのE)

早いものでもう9月です。今年もあと4ヶ月を残すところとなりましたね。

さて、これまでもリーダーシップについてお話してきましたが、
今日は、その「リーダーシップ」について論じる際に必ず引用される、
GE(General Electric)を飛躍させた、元CEOジャックウェルチ氏
のフォーリーズ(4つのE)という観点についてご紹介してみましょう。

彼の著書なども出ているので、ご存じの方もいらっしゃると思います。
彼の著書を読まれて、すでに、研究、実践されているかもしれませんね。


このジャック・ウェルチ氏の提唱する、フォーリーズ(4つのE)では
世界企業を牽引するトップリーダーには、このくらいのレベルのことは
すべて実践できなくてはならない・・・という感じでお話が進みますが、
すべてのリーダー層の人がこうあるべきとなると、なかなか大変です。
実際どうしたらそうなれるのだろう…と思ってしまう方も多いようです。

これは、フォーリーズ(4つのE)に限らず、多くの「リーダーシップ論」が、
“トップリーダー”に向けたものが多いため、まだそこまでのレベルに
達していないリーダーにとっては、非常にハードルの高いものと感じて
しまうのは致し方ありません。

このフォーリーズ(4つのE)において、すべて、それに示されている
ように『行動』することを求められていますが、その『行動』に移すため
根源になっているのが、実は『感情コントロール力(EQ)』なのです。

この『感情コントロール力(EQ)』の観点から見ていくと、例え、
トップリーダーでなくても、どの階層のリーダーであっても、自分を
振り返るヒントを見出すことができます。

では、このフォーリーズ(4つのE)の最初の【Energy】について
見てみましょう。

これは、リーダーたるもの、メンバーに影響を与えていこうとするので
あれば、まず、自らがエネルギッシュで活力に溢れていることが不可欠
であるということを求めている最初の「E」です。

実は、このエネルギーや活力が内側から出てくる状態については、
EQI(EQ行動特性検査)診断を通じて、「セルフ・エフィカシー」、
「気力充実度」、「楽観性」という3つの素養から現在の行動量を
確認することができます。

「セルフ・エフィカシー」というのは、自分の知識・能力への自信、
物事への肯定的な見方をしている行動量を見るものです。


「気力充実度」は、物事を成し遂げようとする意志を発揮した行動量を
見ています。自分の良い面も悪い面も自分である・・・という自分全体
に対する信頼感を持てる状態になっているかどうかが分かります。

「楽観性」では、どのような状況のときも、物事の否定的な側面よりも
肯定的な側面に注目する思考行動量を見ています。失敗を引きずること
なく、そこから学び、前に進む行動が見られるかどうかが分かります。

特に、リーダー初心者の場合は、担当者として活躍してきた背景から、
業務上の知識は豊富で自信があるにもかかわらず、リーダーシップに
ついての知識・スキルは不足しているので、この「セルフ・エフィカシー」
の観点がどのような行動量として現れてくるかを注視します。

行動量が多く出ている場合と、少なく出ている場合ともに、その他の
素養との関連において、現在のリーダーとしての状況を読み解くことが
でき、今後、何が必要なのかが分かります。

「気力充実度」、「楽観性」においても、診断時点の行動量がどのような
背景から生じているのかを、自分で振り返ることができれば、現状を
転換させていく手がかりが分かります。

このように、経営者レベルのトップリーダーのリーダーシップ要件と
して示されている項目についても、その背景にある基礎的な要素を
分解整理して確認することで、リーダー初心者であっても、どのような
点に着目し、何から始めていけば良いのかのヒントを得ることができる
ようになります。

そして、フォーリーズ(4つのE)の残り3つの項目は、

【Energize】

リーダーである自分一人が元気でも、周りを消沈させたり、迷惑を
かけるような言動ばかりしていては、チームは低迷しますから、メンバー
を「元気づける」「励ます」…この【Energize】も大切な要素になります。


【Edge】

決断し前に進まなければならない時に、一部の人や状況に影響を
及ぼしてしまうことに躊躇して決断できないということにならないように、
タフな決断をタイミングをはずさず果敢に行うことになります。実行には、
かなりハードルが高いことですが、リーダーに必要な要件になります。


【Execute】

決断し、前に進んだ以上、途中で投げ出さず最後までやり抜くこと。
これは、上に立つ人にとってはとても重要なことですね。厳しい状況に
陥った際、リーダーが真っ先にどこかへ行ってしまった・・・では、
チームは機能停止してしまいますし、誰も、そんなリーダーにはついて
行かないですよね。

上記のフォーリーズ(4つのE)項目についても、それぞれ、EQIの
素養から行動量を見ることが可能ですが、1つずつ解説していくと、
このメールだけでは収まらないので、また別の機会にお伝えしたいと
思います。


様々なリーダーシップに関する情報も、自分が今、向き合っている状況
を元に、何が自分にとって必要なのかを見極めてくことが、自分のリーダー
としての具体的なアクションにつながってきます。

リーダーシップに関する本を読んだり、セミナーや講演などで、「いい
話を聞いた」「面白い話だった」だけで終わらせてしまうと、もったい
ないですので、自分の状況に当てはめて、考えていくという学び方を
していくことで、リーダーとして飛躍的に成長できると思います。

今回、新たにリリースした「リーダーシップ基礎力診断プログラム」でも
そうしたことが確認できます。一度ご覧いただけたら嬉しく思います。

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フジコーポレーション株式会社
ファシリテーター(企業変革人材養成サポーター)
加 藤
posted by FUJICO at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | リーダーシップ論
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