『もしドラ』は、アニメのテレビ放映を経て、6月4日(土)
には、映画もスタートし、ますます「ドラッカー」さんから
貴重な学びと気付きを得る機会が増えていますね。
週間ダイヤモンドでも、6月18日号では、ドラッカーさんの
特集で全体が構成されました。
〜『もしドラ』の教科書『マネジメント』の全ガイド〜です。
皆さんはすでに読まれましたか?
以下のような構成で展開していきます。
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Part1:ドラッカーが語りかける
Part2:ドラッカーを活用する
Part3:ドラッカーが全てを教える
Part4:ドラッカーのマネジメント
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皆さんがお気付きになったことと情報交換をぜひ
したいと思いますので、わたしが注目したポイントを
ご紹介してみたいと思います。
〜Part1:ドラッカーが語りかける〜の一つのコーナーで、
柳井 正 氏が登場します。
「柳井 正 会長がかみしめる七つの言葉」と題して、
柳井氏のコメントが炸裂しています!!
私の最初のお薦めポイントは、この指摘・・・
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確かにドラッカーの本というのは、決して奇をてらうことは
書いていない。むしろ、「当たり前のことにもっと気をつけ
なさいよ」「もっと深く考えて行動しなさいよ」と言っている。
ドラッカーはそういう人なんです。ちょっと頭のいい人は、
難解な専門用語に頼ってよくわからないことをいう。それに
対して、本当に頭のいい人、本質を見通せる人が言っている
ことは、とても簡単なんです。
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この柳井氏のコメント自体が、まさにその通りですね。
このコメントを読んでどう感じたか…で分かれると思います。
〜Part2:ドラッカーを活用する〜の「企業編」では、
キャノン電子の酒巻社長が登場します。
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酒巻社長が改革の中でこだわったのが会議の時間だ。ドラッカー
は、「会議は原則でなく例外にしなくてはならない」(『経営者
の条件』)と言っている。就任当時、キャノン電子では幹部25人
が昼食を挟んで8時間ぶっ通しで、しかも2日間にわたって続ける
経営会議が恒例化していた。そんな会議が月に2回もあった。
2000年に若手社員から、椅子を取り払ってはどうかというアイデア
が出されて以来、社内の会議は役職にかかわらずすべて立ちながら
になった。その効果はてきめんだった。立ちながらの会議なら、
ムダ話は減り、居眠りするものもいなくなる。月に2回の経営会議
も4〜6時間になり、最大で75%の短縮に成功した。
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ドラッカーは、原理原則を示してくれますので、そこに自分が
「どう具体的なアクションに転換できるか」…、そして、
「本当に実践に移せるか」…が、問われますね。
ここは非常に重要なポイントでしょう。
〜Part3:ドラッカーが全てを教える〜では、経営哲学に迫るお話や、
管理会計の問題を指摘し、注力すべき根本は何かを明快に示すお話が
展開していきます。
さらには、「先生にも読んで聞かせたい子どもを育てるための9ヵ条」
と題して、教育にこそ、ドラッカーの教えが生きる…と解説している
のは、齋藤孝先生です。
特に取り上げたいのは、二つ目の「学び合う」ということ。
ビジネスでも、管理職のみがあらゆる判断をして、労働者はそれに
従うだけという組織は弱い。教育も同じことです。
最後の〜Part4:ドラッカーのマネジメント〜では、ぜひ
この言葉を紹介して終わりたいと思います。
「組織においてコミュニケーションとは手段ではない。
それは組織のあり方である」
『組織のあり方』とは、組織の長の心のあり方そのものを
映し出している状態だということですね。
今回ご紹介させていただいた Part1〜Part4 でお薦めを
させていただいたポイントの共通項に、皆さんは
すでにお気づきだと思います。
それは・・・
『目指す結果を生み出す行動を促す自分自身の“心の環境”を
整える力』につながっている観点です。
ドラッカーさんのすごいところは、単なるノウハウ本ではなく、
企業などの組織が成果を上げ、「その中の人たちが活き活きと
生きること」が 社会をよくする(倫理観を重視する)こと
と考え、理念と原理原則を体系化している点です。
さらに、それが単なる理念や机上のことではなく、それを
体現し、実際の成果に結びつけた事例が豊富にあることです。
このとき、わたしは、その事例で紹介される「人の行動」には、
必ず、そのときのその人自身の“心の環境”が左右している
ことを強く感じています。
皆さんがこれからとろうとしている行動に、自分自身の
“心の環境”=感情 が決定的な影響力を持っていると
思いませんか?
頭で「こうすべき」とわかっていても、「とは言ってもなぁ…」
という自分自身の“心の環境”が横たわっていると、実際の
行動までには至りませんよね。
ここに、ドラッカーさんは注目しているように感じます。
ちょっと長くなってしまいましたので、今日はここで
いったん終わりますが、ぜひ、今回ご紹介させていただいた
週間ダイヤモンドでも、6月18日号をご覧いただいて、
皆さんの気付きについて教えてくださいね。
ドラッカーは、マネジメントの観点において、人を行動させる部分に
おいて、この「心の環境」に着目し、その具体的な方法や手順を説いて
いるように思います。
だからこそ、ドラッカーの「マネジメント」は、いつ読んでも腑に落ち
ていく不変の原理原則になっているのだと思います。
企業、組織に属する人を、行動させる(マネジメントする)のであれば、
まず、その人の「心の環境」を整えてあげることがリーダーとしての
務めであると思っています。
ぜひ、週刊ダイヤモンド6月18日号で、このドラッカーのエッセンス
をお読み頂き、皆さんの気付きについて教えてくださいね。
また、私の「EQマネジメント」のfacebookページで意見交換できる場を
設けたいと思いますので、そこで、いろいろと意見交換しましょう。
公式facebookページ
「管理職のためのEQマネジメント」
http://on.fb.me/lKtfcz
それでは、また来週!
フジコーポレーション株式会社
ファシリテーター(企業変革人材養成サポーター)
加 藤
2011年06月15日
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フジコーポレーションの代表・加藤です。FUJICOでは、企業内の管理職、部下を持つリーダー向けにリーダーシップ力を高める、また、「EQ」理論を応用したマネジメント法で業績向上のための研修プログラムをご提案しています。