2011年03月30日

ロジカルに正しければ、人は意欲を出しますか?

ホームページをリニューアルして、EQファシリテーションや、
EQマネジメントのお話をしてから、ここ最近、EQに関する
お問い合わせをいただくことが増えてきました。

そこで、このニュースレターだけではお伝えしきれないEQを
活用した問題解決アプローチ法や、組織改革やリーダーシップに
について、皆さんで意見交換を行える場として、Facebook上に、
「EQファシリテーション」のfacebookページを開設しました。

★EQファシリテーション(facebook)
http://on.fb.me/gG1bqf

今、日本がこうした厳しい局面におかれている状況だからこそ、
経営者やリーダーであれば、従業員や部下のEQ=感情を理解し
実際のビジネスシーンで活用するポイントや成果創出につなげる
カギをご紹介していきます。
ぜひご覧ください。↓
http://on.fb.me/gG1bqf

さて、このEQがビジネスの成果を生み出す上で本当に
重要であるということは、皆さんもご存知の大前研一氏が、
PRESIDENT誌の最新号の中で紹介しています。

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 「人間の組織というのはロジカルに正しいことをやれと
  指示しても、必ずしもみんな意欲を出してくれるわけ
  ではない。完全にロジカルとはいえないけれど、120%
   コミットしてもらえそうなことを指示したほうが、
  いい結果が出る。EQの高いコミュニケーションが
  できないと、マネージャー失格です。」

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              PRESIDENT 2011.4.18号

この大前氏の記事は、無敵のビジネス英語について解説されて
いるのですが、その必要条件として3つ掲げています。

1つ目は、TOIC 850〜900点という基礎体力。
2つ目は、ロジカルシンキング(論理思考)。
3つ目が、EQ(心の知能指数)。

ということです。

英語という言語でビジネスをする環境ではない場合、
2つ目のロジカルシンキング(論理思考)と、
3つ目のEQ(心の知能指数)の2つは、ビジネスを
成功させる上で不可欠な条件ということになります。

皆さんのお仕事では英語力が必要ですか?
それとも今はあまり必要とされていないでしょうか?

いずれにしても、残りの2つは必須ということになります。

大前氏は、この2つを学ぶ順序としては、ロジックを先に学ぶ
必要があると指摘しています。

これは、EQを先に学んでしまうと、ロジックを学ぼうとしなく
なってしまうという理由からです。

実は、日本人は、事実に基づいて因果関係を丁寧にたどり、物事
を論理的に考え、結論を導き出すのが非常に苦手と言われています。

皆さんはいかがでしょう?

私が学んだ順序は、
EQ→ロジカルシンキング→EQというサンドイッチ型でした。

1996年7月に出版されたダニエルゴールマン著の
「EQ 〜こころの知能指数〜」で、初めてEQについて
知りました。大変興味を持って、すぐに学び始めました。

EQ的な観点で多少苦労していたこともあり、学んだことを
すぐに実践の場で活用していったことで、状況を好転させて
いく際に非常に効果がありました。

しかし、次第に複雑なビジネス課題を解決しなければ
ならない状況に深く進んでいくと、EQ的観点だけでは、
解決策を導き出せないことが分かってきました。

そこで、複雑な事象がからまった問題を解決するために
必要だと感じた「ロジカルシンキング」を本格的に学び始め
ました。これも、単に学習するだけではなく、目の前の
実際のビジネス課題を解決するために駆使していくように
しました。

莫大な資金を投資して、いろいろなロジカルシンキングの
手法を学びましたが、「TOC思考プロセス」は、
ロジカルシンキングの中でも特に秀逸で、非常にシンプル
に課題解決への手がかりを見つけ出すことができます。

わたしも、TOC-ICO(TOC国際認証機構)登録 Jonahという
「思考プロセス・トレーナー」の資格を取得しました。

後になって気がついたのですが、この「思考プロセス・トレーナー」
の資格が、EQとの相性が非常に良いことがわかってきました。

そして、昨年、改めて、EQを本格的に学び直し、一人ひとりの
EQについて行動面から分析診断し、目標実現へのアプローチを
見つけ出せるツールも活用できるようになりました。

そのツールの一つが、「EQI診断」です。
http://i-leader.jp/eqi.html?tc=ml

私は、こうしたサンドイッチ方式で、ロジカルシンキングと
EQの両方を極めてきましたので、大前氏の言っていたことが
よく分かるようになりました。

そう言えば、一緒に学んでいた方の状況を振り返ると・・・

「ロジカルシンキング」を得意とする人は、「EQ的観点」は、
あまり得意ではないことが多かったのです。

「ロジカルシンキング」の直線的なアプローチに比べて、
「EQ」は、揺れ動く相手の内側を見つめていく場面が多いため、
とてもまどろっこしく面倒に感じたのかもしれません。

一方、「EQ」を得意とする人は、「ロジカルシンキング」的
観点は、あまり好んで使うことはしないことが多いようです。

相手主体にアプローチする「EQ」のポジションとは異なり、
「ロジカルシンキング」は、自分をストレートに相手にぶつけて
いく雰囲気がありますので、それが、あまり好まれないようです。

しかし、現在のように混迷したビジネス環境下での諸問題を
根本的に解決していくには、この両面を学び、対処すべき
状況に応じて、この2つを使いこなしていくことが必要だと
痛感しています。

でも、その必要性を頭で理解したとしても、実際にこの2つを
学んでいこうとする行動や、自分が目指す状態(ビジョン)を
描く行動や、その目指す状態を実現していこうとするエネルギー
を生み出す力は、今の自分自身の「EQ」にかかっています。

ですので、私はどちらから始めてもよいとは思いますが、
両方を修得する行動を実現するには、「EQ」の力を持って
いなくては不可能と考えています。

大前氏の「無敵のビジネス英語必要条件3箇条」
 ◆1つ目:TOIC 850〜900点という基礎体力
 ◆2つ目:ロジカルシンキング(論理思考)
 ◆3つ目:EQ(心の知能指数)
を参考にしながら、自分がどのようなフィールドで成果を出して
いこうとしているかを振り返る機会にして頂ければと思います。

こうしたEQにまつわる情報を、今後は、facebookページで公開
して参りますので、ぜひ「いいね」ボタンをクリックして購読
して頂ければと思います。

★EQファシリテーション(facebook)
http://on.fb.me/gG1bqf

参考になった情報に対して「いいね」ボタンをクリックしたり、
コメントを残してくださいね。

もちろん、ご質問を頂いても構いません。お待ちしております。

ということで、今日はこの辺で。

それでは、また来週!

フジコーポレーション株式会社
ファシリテーター(企業変革人材養成サポーター)
加 藤
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