2010年05月24日

自分に合ったキャリアアップ勉強法とは?

FUJICOの加藤です。

今回は、自分のキャリアアップに関心の高い方からご相談をいただいた「勉強法」についてお話します。

社会人の勉強法に関しては、今、さまざまな著名人が書籍などで解説されています。

もしかしたら、すでに、下記のような本を読破されているかもしれませんね。


◆「超」勉強法  (著)野口 悠紀雄
<ポイント>
「基礎から一歩一歩着実に」というこれまでの学習法を行っているかぎり、成績はあがらない。「超」勉強法の基本原則は、「面白いことを勉強する」「全体から理解する」「8割までをやる」の3点。

◆35歳の教科書  (著)藤原 和博
<ポイント>
「35歳からは、ただ頑張っても報われません。サービス残業をしても、給料は上がりません。ポジティブシンキングだけでは、乗り切れません。そんな今こそ、あなたと家族がつくる人生が始まるのです」・・・というフレーズが強烈!

◆「知の衰退」からいかに脱出するか?  大前 研一 (著)
<ポイント>
「ちょっと考えればすぐにバカバカしいとわかることに対して、なんの疑問も持たない人が増えたように思える。それは日本人が”ほんの少し考えること”さえ怠るようになったからではないのか」・・・う〜ん辛口だけど本当。

いかがですか?

これらの本、読まれたり、また見かけたりしていませんでしょうか?

しかし、こうした本を読む上で、肝心なことがあります。

それは・・・「ビジョン」についての考え方です。

あなたは、ご自身のキャリアアップについての展望をある程度、想い描いていらっしゃるでしょうか?

キャリアアップ展望の描き方としては、将来像(ビジョン)から逆算して自分の明日からのアクションを明確にするという方法が一般的です。

その他に、将来像(ビジョン)がはっきり見えない方は、月単位で自分の役割のもとで成し遂げるべき課題を最高の状態で実現するために必要な学びを日々積み上げる・・・というアプローチもあります。

これは、月単位での直近の成果に結びつく学びを繰り返すことを通じて、自分の中に将来的な武器となる“コアスキル”を見つけ、そこから自分の生き方を模索するという方法です。

これは、どちらが良いということはありません。

私がいつもアドバイスを行う際、一人ひとりの思考行動特性によってキャリアアップ形成の好みは違っているという立場で臨んでいます。

今回のタイトル「自分に合ったキャリアアップ勉強法とは?」

というのも同じ発想です。

思考行動特性は、これまで何回もご紹介して参りました。

思考行動特性は、「効き脳診断」によって、自己認識できる脳の働き方の好みが分かります。

自分の脳の好みを知りたい場合は、「効き脳診断」のページをご確認下さい。

実は、「自分に合ったキャリアアップ勉強法」も、この“効き脳”から分かります。

自分の脳の好みを知らないまま、ただ闇雲にキャリアアップの勉強をすると、とても 非効率 です。

脳の好みが違いますから、頭の中に入る度合いが、それぞれ異なるのです。

自分の脳の好みを知ることで、より効率的にキャリアアップの勉強ができることになります。

例えば、

効き脳が、「Aタイプ」の場合は、基本的には、アカデミックで、理論的バックボーンが明確、比較的著名なプログラムやセミナーを好む傾向があります。

効果が検証されているもののほうが、せっかく時間を割くのであれば有効性が実証されているもののほうが学ぶ意欲も湧くというわけです。

「Bタイプ」の場合は、抽象的な概念や考え方を学ぶだけでは非常に物足りないと感じるため、学んだことが即実践できるフォーマットやシート、フレームワークが豊富に手に入るセミナーや書籍類を好む傾向があります。

「Cタイプ」の場合は、自分自身を見つめることが非常に得意ですから、自分には何が必要なのかを漠然とですが、何となく感じています。

その何となく感じている領域について相談し、自分に必要な知識やスキルだけをマンツーマンで徹底して学びたいと思う傾向があります。

「Dタイプ」の場合は、誰かから学ぶというのはあまり好まず、自分の試行錯誤から最も学ぶことが多いと確信しており、研修やセミナーはあまり好まない傾向があります。

上記は、あくまでも一般論ですが、だいたいこうした分類の中に収まります。

あなた自身がどんな“効き脳”であるかを考えたことがないようでしたら、まずご自身の“効き脳”をぜひご確認下さい。

効き脳診断はこちらから

ここが分かっていないと、いつまでも、望むキャリアアップ展望に近づく有効なステップを登ることができません。

ぜひ効率的に、人生の持ち時間を使っていきましょう。

もちろん、直接、私の方で、あなた自身の思考行動特性を元に、最も適したキャリアアップの学び方をプログラム化することも可能です。

自分で探して、見つけ出すよりも、手っ取り早く効果的なステップが見つけられます。

そうしたオリジナルのキャリアアップ勉強法のプログラムについてヒントが欲しいという場合は、お気軽にご相談ください。

お待ちしております。

ということで、今日はこの辺で。

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

FUJICOファシリテーター
加藤
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