週末は、久しぶりに九州を探訪してきました。
九州は、とても日射しが強かったのですが、風は涼しく、とても
爽快で、心身共にリフレッシュすることができました。
今回訪れた別府では、「地獄巡り」を初めて経験してきました。
あちこちで、もうもうと立ち上る硫黄臭のある蒸気煙に包まれて
きました。
全ての「地獄」を回ることはできませんでしたが、中でもとても
きれい(?)で美しい(?)地獄もありました。
その中で一番印象に残ったのは、国指定名勝にもなっている、
「海地獄」という地獄です。
「海地獄」は、今から約1300年前の鶴見岳の爆発によって
できた熱湯の池です。98℃という熱湯なのに、涼しげなコバルト
ブルーの色なのです。
このコバルトブルーの色から「海地獄」と名づけられたそうです。
小さな場所なのですが、とても美しく不思議な地獄でした。
さて、今日は、こうしてリフレッシュした頭で、チャレンジング
発想の生み出し方について、解説したいと思います。
現在、毎週日曜日の18:00〜19:00の時間帯でNHK教育テレビで
放映されている「スタンフォード白熱教室 エグゼクティブ・
ディレクター:ティナ・シーリグ 特別講義」は、皆さんも
ご覧になっていることと思います。
スタンフォード白熱教室
http://www.nhk.or.jp/hakunetsu/stanford.html
この番組は、チャレンジングな発想力を培う上で非常に有益な
番組だと思います。
私は、講師のティナ・シーリグさんの抜群のファシリテーション
スキルにも注目して見ています。
この番組をお薦めする理由は、「発想力」の基盤となる重要な点を
生徒との対話を通じて丁寧に確認して進めていく展開です。
この番組で登場するスタンフォード大学の起業家育成コースは、
今、世界中で有名になっているIT起業家たちを多く輩出して
いる名門だったりします。
そのコースの授業が、テレビで受けられるというのは、非常に
有益で、お得です。
なので、この番組を見て、「へえ〜、すごいな〜」で終わって
しまったら、非常にもったいないですし、それで終了です。
ここまで4回分(全8回)放映されました。
第1回「ブレーンストーミングで可能性を探れ!」
第2回「名札をめぐる冒険」
第3回「最悪の家族旅行を考える
第4回「6色の考える帽子」
ここで、各回で、私の感じたポイントをお知らせしたいと思い
ます。自分の言葉で整理してみることで、自分は何を得たのか
がとてもよく分かります。
この時は、多くの文字を使ってはダメです。一言(一文)で、
まとめることで、自分の理解の仕方を振り返ることができます。
まずは、皆さんもご覧になった各回のポイントを一言で表して
みたらどのようになるか、ぜひやってみてくださいね。
これは、正解があるわけではありませんので、気楽にやってみま
しょう。
さて、私の場合は次のような一言になります。
第1回:あなたは正しく(本来の効果を生み出す)ブレーン
ストーミングができますか?
第2回:何が問題なのか(何を解決するとよいのか)を正しく
定義できた人だけがチャンスをつかむ
第3回:斬新な発想をするには、普段自分がかけている
「常識・経験のメガネ」をはずせる仕掛けをしよう
第4回:自分と他者の思考スタイルの違いを理解することで
発想と組み立てのスケールとスピードがアップする
皆さんの一言と比べてみて、着目した点やその表現の仕方に
ついて参考にして頂けたらと思います。
講義の中で、ティナ・シーリグ先生は、「クリエイティブでなくなる
のは、環境的な要素であったり、受け取るメッセージであったりする」
とおっしゃっています。
特に、今回の第4回では、私も常々ファシリテーションの場面で
メンバーの思考行動特性をお互いに理解しあえていることが、
チーム活動を創造的に、効果的に進めるカギになる…とご紹介して
きましたことと同じ観点が解説されていましたね。
チーム活動を創造的に進めるために、ティナ・シーリグ先生は、
6色の帽子(シックスハット)を活用していらっしゃいますので、
こちらを真似されてもOKだと思います。
私が、最もお薦めする方法は、「ハーマンモデル」(効き脳)と
いう同様の効果を得ることができるツールです。
私たちの頭の中(思考)には、“思考の癖”というものがあり
ます。この「思考特性の理解と活用」は、仕事で成果を発揮して
いく上で、誰にとっても有効で、基礎的なスキルになります。
これを知ることで、より効果的なリーダーシップを発揮すること
ができるようになります。
〜ハーマンモデル(効き脳)とは〜
http://i-leader.jp/kikinou.html?tc=ml
ぜひご確認下さい。
さて、今回のスタンフォード白熱教室の第4回の最後では、いよ
いよ最終課題が提示されました。
この課題にどう取り組んでいくのか、最終回第8回までがとても
楽しみになってきました。
ぜひ、皆さんも、この番組をご覧になり、チャレンジングな
発想力を修得するステップを伴走していきましょう!
ちなみに、今回の第4回の再放送は、5月28日(土)の深夜24:20
からですので、見逃された場合は、要チェックです。
そして、翌日に第5回になります。ご確認ください。
皆さんの「スタンフォード白熱教室」への感想もぜひ聞かせて
ください。
以下のURLに、「スタンフォード白熱教室 第4回 思考特性を活用しよう」
というタイトルで、意見交換できるディスカッションボードをFacebookに
ご用意しました。
http://on.fb.me/lyvBWF
わたしが最初の投げかけをしていますので、ぜひ書き込んでくださいね。
お待ちしております。
それでは、また来週!
フジコーポレーション株式会社
ファシリテーター(企業変革人材養成サポーター)
加 藤
2011年05月25日
2011年05月18日
素敵な経営者に出会いました
先週の金曜日、六本木アカデミーヒルズで開催されたユニークな
出版記念セミナーに参加してきました。
ライフネット生命保険株式会社・代表取締役社長の出口治明氏の
『百年たっても 後悔しない 仕事のやり方』
http://amzn.to/mtpdJh の出版記念セミナーです。
大手生保で業界改革に奔走し、還暦で(!)戦後初のベンチャー
ネット生保「ライフネット生命保険株式会社」を創業。
今、創業から3年ですが、60代の出口社長が、30代のスーパー
エリート岩瀬大輔氏(副社長)との異色コンビで躍進している企業です。
ユニークなのは、特別ゲストとして「ゆるキャラ」「おちゃらけ
社会派」を自認している著名ブロガーの“ちきりんさん”との
スペシャル対談が40分予定されていたので、それも、とても
楽しみにして参加してきました。
出口社長のお話ぶりは、静かにしっとりと、そして、時々、言葉
をゆるやかに染み渡らせるような語り口でした。
ご自身の雰囲気(自然体さ)をうまく活かして、それを聴衆の
雰囲気を見ながら、静かな間をとり、染みいるようにお話されま
した。じっと耳を澄ましているうちに不思議と引き込まれていく
プレゼン(講演)でした。
出口社長ご自身のお人柄を自然体で存分に活かしていらっしゃる
その語り口に、プレゼンの教科書にあるお手本ではない、こういう
プレゼンも非常に自然体で素敵だなぁと感じました。
(プレゼンの技術としても大変参考になりました)
出口社長の講演から得た気づきのひとつとして、自分の活かし方
を理解し、活かす方法を具体的に組み立て実践することができる
かどうかということです。
今回の講演内容は多岐に渡っていましたが、その中でも私が重要
と感じたポイントを皆さんと共有したいと思います。
----------------------------------------------------------
【出口社長講演のポイント】
1.自分の頭で考える
(1)無意識のうちに社会常識にとらわれている
(2)人は見たいものしか見ない
(3)自分の頭で考える=自立=自分の力で食べて行く力
2.仕事の生産性をあげるには
(1)元気に明るく楽しく
(2)異質の集団をぶつかり合わせること
3.リーダーの必須条件
(1)やりたいことがあること
(2)旅の仲間を集めること
(3)旅を完遂すること
----------------------------------------------------------
最初の「1.自分の頭で考える」というのは、日本は経済成長を
通じて生活が豊かになってきたが故に、次第に考える力が衰えて
きたことへの警鐘です。
電通総研の「世界価値観調査2005」では、新聞雑誌への信頼度
調査の結果で、日本は、72.5%と世界でダントツに高く、新聞など
大きなメディアの記事をそのまま鵜呑みにする傾向が強いという
ことで、自分で事実やロジックを使って対象事象について考え、
自分なりの思考で見解に辿り着くということができなくなって
います。
日本の場合は、民意といっても新聞・雑誌等のメディア報道に
大きく左右されることが顕著です。最近では、twitterなどの
ソーシャルメディアも台頭してきており、そうしたメディア情報
への依存も増えつつあります。
時間がないと言い訳しながら、こうした情報が目の前に溢れて
いると、ついつい自分自身で事実に基づいて、論理的に考えると
いうことを流してしまいがちです。
次の「2.仕事の生産性をあげる」では、異質のぶつかりあいが
あることで、何かしようとか、工夫しなければとか、新しいやり
方はないかと考えざるを得ない状況が生まれます。
同質な感覚や考えを持っている集団の中にいると、居心地はいい
のですが、思考停止が起こり、さらに考えなくなってしまいます。
異質のぶつかりあいがあるからこそ、困って、考え、何か新しい
方法、手段を取らなければならないという状況に置かれ、そこで
初めて、新しい動きへとつながっていきます。
「イノベーションは辺境で起きる」と言われる所以でもありますね。
最後の「3.リーダーの必須条件」では、「やりたいこと」が
ないままリーダーになると、最も不幸になるということです。
リーダーというのは、元々、自分がこうしたいという目指すべき
ビジョンを持っていて、それを、自分一人では実現できないので、
補完強化してもらえる他者(部下やメンバー)に働きかけ、協力
を仰ぎ、「やりたい」ことの実現を目指す力が、リーダーシップ
の基本になります。
なので、「リーダーになる=部長になる?=役員になる?」と
いう出世欲だけが「やりたいこと」である場合は、その役職に
就くことがゴールですので、そのゴールを達成した先は、迷走
することは目に見えています。(実際、そういう人が多いです)
そうならないためにも、リーダーはきちんとしたビジョンを持ち
そのビジョン実現のために、自分にはない異質性を持った「旅の
仲間」を選び、そして、その一人ひとりが異質であることを認識
することが大切です。
一人ひとりの考えや価値観が違うということが分かっていれば、
逆に自分の考えをきちんと相手に伝え、対話をする姿勢を持ち、
それを続けていくことで、リーダーシップ力が高まります。
当然、ビジョンや目標の達成率も高まります。
皆さんの夢や目標の実現のために必要な「旅の仲間」選びに
ついて詳しく知りたいということであれば、下記よりお気軽に
ご相談下さい。↓
http://www.i-leader.jp/inquiry.html?tc=ml
お待ちしております。
さて、前述のセミナーでの出口社長と“ちきりんさん”とのスペ
シャル対談では、“ちきりんさん”からの鋭く難しい(?)質問
に対して、出口社長の飾らない自然体さ、正直さでお答えになって
おり、とてもユニーク(ホント格好つけないんです)でした。
この対談からも多くの気付きを得られたのですが、それを細かく
ご紹介すると長くなってしまいますので、この対談で得られた
気づきに関しては、また別の機会にお話したいと思います。
最後に・・・
自分自身の価値(自分の力で食べていく力)は何なのだろう?
目の前に見えていることの裏の本質は何だろう?
と、自分の頭で考えてみているかを振り返ってみて下さいね。
普段、そうしたことは意識していないので考えていなかったり、
居心地のいい状態に浸って、思考停止になっていたりします。
ぜひ、自ら異質な世界、異質な集団とぶつかりあう環境に身を
置き、気付きや工夫をせざるを得ないように(ただし苦しみだけ
ではエネルギーが生まれませんので、それを“楽しむ気持ち”を
ビルドインしましょう)、自分自身を向上させ、楽しく元気が
良い状態にする工夫をしてみてくださいね。
皆さんのご活躍応援しています。
それでは、また来週!
フジコーポレーション株式会社
ファシリテーター(企業変革人材養成サポーター)
加 藤
出版記念セミナーに参加してきました。
ライフネット生命保険株式会社・代表取締役社長の出口治明氏の
『百年たっても 後悔しない 仕事のやり方』
http://amzn.to/mtpdJh の出版記念セミナーです。
大手生保で業界改革に奔走し、還暦で(!)戦後初のベンチャー
ネット生保「ライフネット生命保険株式会社」を創業。
今、創業から3年ですが、60代の出口社長が、30代のスーパー
エリート岩瀬大輔氏(副社長)との異色コンビで躍進している企業です。
ユニークなのは、特別ゲストとして「ゆるキャラ」「おちゃらけ
社会派」を自認している著名ブロガーの“ちきりんさん”との
スペシャル対談が40分予定されていたので、それも、とても
楽しみにして参加してきました。
出口社長のお話ぶりは、静かにしっとりと、そして、時々、言葉
をゆるやかに染み渡らせるような語り口でした。
ご自身の雰囲気(自然体さ)をうまく活かして、それを聴衆の
雰囲気を見ながら、静かな間をとり、染みいるようにお話されま
した。じっと耳を澄ましているうちに不思議と引き込まれていく
プレゼン(講演)でした。
出口社長ご自身のお人柄を自然体で存分に活かしていらっしゃる
その語り口に、プレゼンの教科書にあるお手本ではない、こういう
プレゼンも非常に自然体で素敵だなぁと感じました。
(プレゼンの技術としても大変参考になりました)
出口社長の講演から得た気づきのひとつとして、自分の活かし方
を理解し、活かす方法を具体的に組み立て実践することができる
かどうかということです。
今回の講演内容は多岐に渡っていましたが、その中でも私が重要
と感じたポイントを皆さんと共有したいと思います。
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【出口社長講演のポイント】
1.自分の頭で考える
(1)無意識のうちに社会常識にとらわれている
(2)人は見たいものしか見ない
(3)自分の頭で考える=自立=自分の力で食べて行く力
2.仕事の生産性をあげるには
(1)元気に明るく楽しく
(2)異質の集団をぶつかり合わせること
3.リーダーの必須条件
(1)やりたいことがあること
(2)旅の仲間を集めること
(3)旅を完遂すること
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最初の「1.自分の頭で考える」というのは、日本は経済成長を
通じて生活が豊かになってきたが故に、次第に考える力が衰えて
きたことへの警鐘です。
電通総研の「世界価値観調査2005」では、新聞雑誌への信頼度
調査の結果で、日本は、72.5%と世界でダントツに高く、新聞など
大きなメディアの記事をそのまま鵜呑みにする傾向が強いという
ことで、自分で事実やロジックを使って対象事象について考え、
自分なりの思考で見解に辿り着くということができなくなって
います。
日本の場合は、民意といっても新聞・雑誌等のメディア報道に
大きく左右されることが顕著です。最近では、twitterなどの
ソーシャルメディアも台頭してきており、そうしたメディア情報
への依存も増えつつあります。
時間がないと言い訳しながら、こうした情報が目の前に溢れて
いると、ついつい自分自身で事実に基づいて、論理的に考えると
いうことを流してしまいがちです。
次の「2.仕事の生産性をあげる」では、異質のぶつかりあいが
あることで、何かしようとか、工夫しなければとか、新しいやり
方はないかと考えざるを得ない状況が生まれます。
同質な感覚や考えを持っている集団の中にいると、居心地はいい
のですが、思考停止が起こり、さらに考えなくなってしまいます。
異質のぶつかりあいがあるからこそ、困って、考え、何か新しい
方法、手段を取らなければならないという状況に置かれ、そこで
初めて、新しい動きへとつながっていきます。
「イノベーションは辺境で起きる」と言われる所以でもありますね。
最後の「3.リーダーの必須条件」では、「やりたいこと」が
ないままリーダーになると、最も不幸になるということです。
リーダーというのは、元々、自分がこうしたいという目指すべき
ビジョンを持っていて、それを、自分一人では実現できないので、
補完強化してもらえる他者(部下やメンバー)に働きかけ、協力
を仰ぎ、「やりたい」ことの実現を目指す力が、リーダーシップ
の基本になります。
なので、「リーダーになる=部長になる?=役員になる?」と
いう出世欲だけが「やりたいこと」である場合は、その役職に
就くことがゴールですので、そのゴールを達成した先は、迷走
することは目に見えています。(実際、そういう人が多いです)
そうならないためにも、リーダーはきちんとしたビジョンを持ち
そのビジョン実現のために、自分にはない異質性を持った「旅の
仲間」を選び、そして、その一人ひとりが異質であることを認識
することが大切です。
一人ひとりの考えや価値観が違うということが分かっていれば、
逆に自分の考えをきちんと相手に伝え、対話をする姿勢を持ち、
それを続けていくことで、リーダーシップ力が高まります。
当然、ビジョンや目標の達成率も高まります。
皆さんの夢や目標の実現のために必要な「旅の仲間」選びに
ついて詳しく知りたいということであれば、下記よりお気軽に
ご相談下さい。↓
http://www.i-leader.jp/inquiry.html?tc=ml
お待ちしております。
さて、前述のセミナーでの出口社長と“ちきりんさん”とのスペ
シャル対談では、“ちきりんさん”からの鋭く難しい(?)質問
に対して、出口社長の飾らない自然体さ、正直さでお答えになって
おり、とてもユニーク(ホント格好つけないんです)でした。
この対談からも多くの気付きを得られたのですが、それを細かく
ご紹介すると長くなってしまいますので、この対談で得られた
気づきに関しては、また別の機会にお話したいと思います。
最後に・・・
自分自身の価値(自分の力で食べていく力)は何なのだろう?
目の前に見えていることの裏の本質は何だろう?
と、自分の頭で考えてみているかを振り返ってみて下さいね。
普段、そうしたことは意識していないので考えていなかったり、
居心地のいい状態に浸って、思考停止になっていたりします。
ぜひ、自ら異質な世界、異質な集団とぶつかりあう環境に身を
置き、気付きや工夫をせざるを得ないように(ただし苦しみだけ
ではエネルギーが生まれませんので、それを“楽しむ気持ち”を
ビルドインしましょう)、自分自身を向上させ、楽しく元気が
良い状態にする工夫をしてみてくださいね。
皆さんのご活躍応援しています。
それでは、また来週!
フジコーポレーション株式会社
ファシリテーター(企業変革人材養成サポーター)
加 藤
2011年05月11日
「もしドラ」からの学び 〜まとめ〜
GW明けの水曜日、ちょっと連休疲れが出てきているときかも
しれませんね。
ここで、ちょっと一息入れて、周りの状況を見渡してみるのに
良い時期かと思います。
このニュースレターや私のfaebookでもご紹介しました、アニメ
「もしドラ」全10回が先週までに放映されましたね。
※Faebookでの「もしドラ」についての紹介コメント
http://www.facebook.com/hirotsugu.katoh#!/hirotsugu.katoh/posts/146915685377344
http://www.facebook.com/hirotsugu.katoh#!/hirotsugu.katoh/posts/145192638882982
http://www.facebook.com/hirotsugu.katoh#!/hirotsugu.katoh/posts/144134752322104
すでに、アニメ「もしドラ」ご覧になりましたでしょうか?
この「もしドラ」は、ドラッカー氏の「マネジメント」がベース
になっているとはいえ、アニメですし、また高校の野球部が舞台
となっていますので、多少ざっくりと、またお決まりの展開だと
思われて見るのやめてしまったかもしれませんが、それは、少し
もったいないところです。
今回のアニメでは、シンプルに研ぎ澄まされたストーリーの中に
チーム成果を創出するための重要な学びのエッセンスが詰まって
いました。
「スポーツ」と「企業経営」は違うということで、過去の名選手
や名監督、名コーチの体験談やエピソードなどから学ぼうとしない
経営者の方もいらっしゃいます。
しかし、私は一人ひとりが自分の役割を発揮して全体の成果を
一緒に獲得していくプロセスは、どの業界においても同じだと
考えています。
むしろ、ビジネスとはまったく異なる環境にあると思われるよう
な高校野球という場を題材にして、『マネジメント』の本質に
迫っていく流れが卓越でした。
ドラッカー氏の書籍自体は素晴らしいのですが、一般的には難解
に思われるところを、これほど身近なケースでわかりやすく解説
されていたことに感心しました。
このアニメを見て、再認識したのですが、私がずっと感じている
ことが一つあります。
世の中には、卓越したスーパー人材になることがとても重要
だということで、そうしたスーパー人材になるための難易度
の高い内容の講座やセミナーが、数多く開催されています。
それ自体は、日本全体を牽引できるほどの人材を育成する上で、
非常に重要であることは間違いないのですが、企業において
実質的な成果を生み出すのは、そうした牽引する人材だけでは
ないと思うのです。
現場で実質的で具体的な成果を上げる人材も重要なのです。
今回の「もしドラ」の中にも、現場での成果を生み出す多くの
キャラクターがいましたね。
宮田夕紀/北条文乃/二階正義/柏木次郎/浅野慶一郎/
星出純/朽木文明/桜井祐之助/新見大輔/田村春道/
多くの企業や組織において、実際の成果を生み出しているのは、
現場で奮闘している社員やスタッフの方々です。
もちろん、成果を上げるためには、社員一人ひとりの成長と、
そのための努力が不可欠ではありますが、それに加えて、
意外と見逃されていることがあります。
それは・・・
「何が自分に適しているか」ということと、
「何が自分に適していないか」を、本人たちが認識しているか
どうかです。
皆さんご自身が、自分の部下やスタッフの適性を把握して
おくことが、成果を“効果的・効率的”に上げていく
ために重要なことになります。
よく部下を指導して、成果を上げようと力技で乗り切ろうとする
方が多いのですが、本当に企業や組織の成果を上げようとするの
であれば、社員、スタッフそれぞれの適性を知り、適材適所に
配置し、自分が力を発揮できる領域で活躍できるように支援して
いくことこそが、今、企業や組織に求められていることです。
例えば、「もしドラ」の中で、監督の加地誠は、最初はチームの
力を引き出すことができないただの「専門家」でした。
彼は、憧れの監督として池田高校の蔦文也監督や取手二高の木内
幸男監督(現:常総学院監督)の名を挙げており、大学まで野球
をしていた知識豊富な理論派でした。
しかし、ピッチャーの浅野慶一郎をはじめ、部員とのコミュニ
ケーションがうまくできない知識の「専門家」でした。
そんなとき、こんな一節に出会ったのです。
「専門家が効果的であるためには、マネージャーの助けを必要
とする。マネージャーは専門家のボスではない。道具、ガイド、
マーケティング・エージェントである・・・」
この“マネージャー”という言葉は、私はファシリテーターとも
非常に同じ意味合いを持っていると感じました。
日本で言われている「マネージャー」は、管理、管理職・・・
などという言葉で使われることが多いのですが、ドラッカー氏の
解説によると、マネージャーは、「機動力」や「柔軟性」をかなり
持った役割をイメージします。
ここに、アニメ「もしドラ」の全10回のタイトルを再掲して
おきます。皆さんの会社、職場においてもぜひマネジメントを
実践してみてくださいね。
【アニメ・もしドラ タイトル全10回】
第1話 みなみは『マネジメント』と出会った
第2話 みなみは『マーケティング』に取り組んだ
第3話 みなみは人の強みを生かそうとした
第4話 みなみはイノベーションに取り組んだ
第5話 みなみは過去の高校野球を捨てた
第6話 戦略と現状について考えた
第7話 みなみは成果について考えた
第8話 みなみはマネジメントのあるべき姿を考えた
第9話 みなみは大切なものをなくした
第10話 みなみは高校野球に感動した
ただ、「もしドラ」のように自分の職場でもマネジメントを実践
してみたいけれども、実際には何をしたら良いのかわからない、
どのように設計したらいいのかわからないということであれば、
一度、ご相談ください。
今、皆さんの置かれている環境、御社での課題、組織内の問題
など、細かく教えて頂ければ、どのアプローチから始めるべきか
をアドバイス差し上げられると思います。
初期のご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせ下さい。
お問い合わせ・ご相談はこちらから↓
http://www.i-leader.jp/inquiry.html?tc=ml
お待ちしております。
それでは、また来週!
フジコーポレーション株式会社
ファシリテーター(企業変革人材養成サポーター)
加 藤
しれませんね。
ここで、ちょっと一息入れて、周りの状況を見渡してみるのに
良い時期かと思います。
このニュースレターや私のfaebookでもご紹介しました、アニメ
「もしドラ」全10回が先週までに放映されましたね。
※Faebookでの「もしドラ」についての紹介コメント
http://www.facebook.com/hirotsugu.katoh#!/hirotsugu.katoh/posts/146915685377344
http://www.facebook.com/hirotsugu.katoh#!/hirotsugu.katoh/posts/145192638882982
http://www.facebook.com/hirotsugu.katoh#!/hirotsugu.katoh/posts/144134752322104
すでに、アニメ「もしドラ」ご覧になりましたでしょうか?
この「もしドラ」は、ドラッカー氏の「マネジメント」がベース
になっているとはいえ、アニメですし、また高校の野球部が舞台
となっていますので、多少ざっくりと、またお決まりの展開だと
思われて見るのやめてしまったかもしれませんが、それは、少し
もったいないところです。
今回のアニメでは、シンプルに研ぎ澄まされたストーリーの中に
チーム成果を創出するための重要な学びのエッセンスが詰まって
いました。
「スポーツ」と「企業経営」は違うということで、過去の名選手
や名監督、名コーチの体験談やエピソードなどから学ぼうとしない
経営者の方もいらっしゃいます。
しかし、私は一人ひとりが自分の役割を発揮して全体の成果を
一緒に獲得していくプロセスは、どの業界においても同じだと
考えています。
むしろ、ビジネスとはまったく異なる環境にあると思われるよう
な高校野球という場を題材にして、『マネジメント』の本質に
迫っていく流れが卓越でした。
ドラッカー氏の書籍自体は素晴らしいのですが、一般的には難解
に思われるところを、これほど身近なケースでわかりやすく解説
されていたことに感心しました。
このアニメを見て、再認識したのですが、私がずっと感じている
ことが一つあります。
世の中には、卓越したスーパー人材になることがとても重要
だということで、そうしたスーパー人材になるための難易度
の高い内容の講座やセミナーが、数多く開催されています。
それ自体は、日本全体を牽引できるほどの人材を育成する上で、
非常に重要であることは間違いないのですが、企業において
実質的な成果を生み出すのは、そうした牽引する人材だけでは
ないと思うのです。
現場で実質的で具体的な成果を上げる人材も重要なのです。
今回の「もしドラ」の中にも、現場での成果を生み出す多くの
キャラクターがいましたね。
宮田夕紀/北条文乃/二階正義/柏木次郎/浅野慶一郎/
星出純/朽木文明/桜井祐之助/新見大輔/田村春道/
多くの企業や組織において、実際の成果を生み出しているのは、
現場で奮闘している社員やスタッフの方々です。
もちろん、成果を上げるためには、社員一人ひとりの成長と、
そのための努力が不可欠ではありますが、それに加えて、
意外と見逃されていることがあります。
それは・・・
「何が自分に適しているか」ということと、
「何が自分に適していないか」を、本人たちが認識しているか
どうかです。
皆さんご自身が、自分の部下やスタッフの適性を把握して
おくことが、成果を“効果的・効率的”に上げていく
ために重要なことになります。
よく部下を指導して、成果を上げようと力技で乗り切ろうとする
方が多いのですが、本当に企業や組織の成果を上げようとするの
であれば、社員、スタッフそれぞれの適性を知り、適材適所に
配置し、自分が力を発揮できる領域で活躍できるように支援して
いくことこそが、今、企業や組織に求められていることです。
例えば、「もしドラ」の中で、監督の加地誠は、最初はチームの
力を引き出すことができないただの「専門家」でした。
彼は、憧れの監督として池田高校の蔦文也監督や取手二高の木内
幸男監督(現:常総学院監督)の名を挙げており、大学まで野球
をしていた知識豊富な理論派でした。
しかし、ピッチャーの浅野慶一郎をはじめ、部員とのコミュニ
ケーションがうまくできない知識の「専門家」でした。
そんなとき、こんな一節に出会ったのです。
「専門家が効果的であるためには、マネージャーの助けを必要
とする。マネージャーは専門家のボスではない。道具、ガイド、
マーケティング・エージェントである・・・」
この“マネージャー”という言葉は、私はファシリテーターとも
非常に同じ意味合いを持っていると感じました。
日本で言われている「マネージャー」は、管理、管理職・・・
などという言葉で使われることが多いのですが、ドラッカー氏の
解説によると、マネージャーは、「機動力」や「柔軟性」をかなり
持った役割をイメージします。
ここに、アニメ「もしドラ」の全10回のタイトルを再掲して
おきます。皆さんの会社、職場においてもぜひマネジメントを
実践してみてくださいね。
【アニメ・もしドラ タイトル全10回】
第1話 みなみは『マネジメント』と出会った
第2話 みなみは『マーケティング』に取り組んだ
第3話 みなみは人の強みを生かそうとした
第4話 みなみはイノベーションに取り組んだ
第5話 みなみは過去の高校野球を捨てた
第6話 戦略と現状について考えた
第7話 みなみは成果について考えた
第8話 みなみはマネジメントのあるべき姿を考えた
第9話 みなみは大切なものをなくした
第10話 みなみは高校野球に感動した
ただ、「もしドラ」のように自分の職場でもマネジメントを実践
してみたいけれども、実際には何をしたら良いのかわからない、
どのように設計したらいいのかわからないということであれば、
一度、ご相談ください。
今、皆さんの置かれている環境、御社での課題、組織内の問題
など、細かく教えて頂ければ、どのアプローチから始めるべきか
をアドバイス差し上げられると思います。
初期のご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせ下さい。
お問い合わせ・ご相談はこちらから↓
http://www.i-leader.jp/inquiry.html?tc=ml
お待ちしております。
それでは、また来週!
フジコーポレーション株式会社
ファシリテーター(企業変革人材養成サポーター)
加 藤
2011年05月04日
「Be a happy person!」です
今年のGWは日並びがよいので、2日(月)と6日(金)を有休
休暇にできれば、なんと10連休という長期休暇になりますね。
今日は、そのGWのまっただ中です。皆さんは、GWをどのよう
にお過ごされていらっしゃるのでしょうか?
お仕事で疲れた頭脳と身体をゆっくり休めたり、好きなスポーツ
やレジャーでスッキリしたり、読みたかった本をまとめて読破
したり、普段一緒に遊べない子どもたちと、ゆっくり好きなこと
を一緒にしたりなど・・・
人生の楽しみ方が上手な人は、心も豊かになりますね。
私は、この連休中は、もっぱら読書です。これまで溜まっていた
本を一気に読もうと思っています。
そんな中、私の大好きな本の一冊にこんな本があります。
『Be a happy person』
日本語訳では、『楽しもう!』なのですが、英語原書のタイトル
のほうがわたしは好きです。
Be a happy person…のほうが内容との一致感
もピッタリきます。
Happy・・・って、事実そのものよりも、その事実をどう
自分が感じているか…という感じ方がとても大切だと思います。
本文はもちろん日本語ですが、happyについての自分自身の
今の感じ方を振り返ったり、自分自身の生きる楽しみ方について、
発見することができる素敵なメッセージが満載の本です。
満載といっても、わずか39ページの本ですので、あっという間
に読めてしまうものなのですが、何度も何度も読み返したくなる
貴重な本です。
シンプルなのに、本質がそこに詰まっている!!・・・わたしも
こんな本が書きたいなぁと思っています。
このGWに自分の生きる楽しみ方を振り返ってみたいという方、
毎日に変化がなくてちょっとつまらないなと感じている方、
何かいいことあればいいのに・・・と少し気持ちが沈みぎみな方、
これを読むと、とっても気持ちが楽になりますよ。
この本、こんなメッセージから始まります。
『最近、心から「楽しいなあ」って思ったことある?』・・・
この後、いかに人生を楽しむのかの方法が書かれています。
この休日、本を読まれる時間があれば、お勧めの一冊です。
http://amzn.to/jjQhR8
それでは、GW後半も、「楽しい」日々をお過ごし下さい。
Be a happy person♪
また来週!
フジコーポレーション株式会社
ファシリテーター(企業変革人材養成サポーター)
加 藤
休暇にできれば、なんと10連休という長期休暇になりますね。
今日は、そのGWのまっただ中です。皆さんは、GWをどのよう
にお過ごされていらっしゃるのでしょうか?
お仕事で疲れた頭脳と身体をゆっくり休めたり、好きなスポーツ
やレジャーでスッキリしたり、読みたかった本をまとめて読破
したり、普段一緒に遊べない子どもたちと、ゆっくり好きなこと
を一緒にしたりなど・・・
人生の楽しみ方が上手な人は、心も豊かになりますね。
私は、この連休中は、もっぱら読書です。これまで溜まっていた
本を一気に読もうと思っています。
そんな中、私の大好きな本の一冊にこんな本があります。
『Be a happy person』
日本語訳では、『楽しもう!』なのですが、英語原書のタイトル
のほうがわたしは好きです。
Be a happy person…のほうが内容との一致感
もピッタリきます。
Happy・・・って、事実そのものよりも、その事実をどう
自分が感じているか…という感じ方がとても大切だと思います。
本文はもちろん日本語ですが、happyについての自分自身の
今の感じ方を振り返ったり、自分自身の生きる楽しみ方について、
発見することができる素敵なメッセージが満載の本です。
満載といっても、わずか39ページの本ですので、あっという間
に読めてしまうものなのですが、何度も何度も読み返したくなる
貴重な本です。
シンプルなのに、本質がそこに詰まっている!!・・・わたしも
こんな本が書きたいなぁと思っています。
このGWに自分の生きる楽しみ方を振り返ってみたいという方、
毎日に変化がなくてちょっとつまらないなと感じている方、
何かいいことあればいいのに・・・と少し気持ちが沈みぎみな方、
これを読むと、とっても気持ちが楽になりますよ。
この本、こんなメッセージから始まります。
『最近、心から「楽しいなあ」って思ったことある?』・・・
この後、いかに人生を楽しむのかの方法が書かれています。
この休日、本を読まれる時間があれば、お勧めの一冊です。
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それでは、GW後半も、「楽しい」日々をお過ごし下さい。
Be a happy person♪
また来週!
フジコーポレーション株式会社
ファシリテーター(企業変革人材養成サポーター)
加 藤