2011年04月27日

アニメ「もしドラ」からの学び方

私のfacebookでもご紹介しましたが、アニメ「もしドラ」が、
25日(月)から、NHK総合テレビでスタートしましたね。
https://www.facebook.com/hirotsugu.katoh/posts/144134752322104

すでに、単行本「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカー
の『マネジメント』を読んだら」(岩崎夏海 著)をお読みに
なられていたり、集英社『スーパージャンプ』で好評連載中の
『もしドラ』をご愛読中かもしれませんね。

ストーリーそのものを楽しむこともできますが、自分や組織を
活かして成果を生み出すための原理原則を、自分の今の状況と
比較しながら再確認するという見方をすると、また違った意味で
参考になると思います。

この4月に、リーダーに就任したばかりの方にとっては、非常に
参考になる資料になると思いますよ。

ドラッカー氏のメッセージは、自分が新たな状況に遭遇する度に、
今まで自分には見えていなかったことが浮かび上がってくるもの
です。

新しい試みに挑戦しているときや、苦しい状況を突破すべく奮闘
しているときに改めて読み返すと、「そうか〜、これはそういう
ことだったのか!」という、内なる気付きが何度も湧き上がって
きます。

アニメ「もしドラ」では、ご存じのように都立程久保高校二年の
川島みなみさんが、入院した親友宮田夕紀さんの代わりに弱小
野球部にマネージャーとして入部し、無謀にも野球部を甲子園に
連れて行くと宣言!

でも、何をすれば良いのか見当もつかない・・・そんな中、本屋
さんでマネージャーの入門書を探して購入したのが、経営学の
大家ドラッカーの『マネジメント』!

『マネジメント』に書かれた企業経営や組織論のエッセンスを
高校野球に応用してマネージャーの仕事に挑戦します。

このプロセスを、皆さんご自身の今のリーダーの仕事のプロ
セスと比較しながらチェックしてみることをお薦めします。

川島みなみさんが悩むことは・・・
・監督の伝えたいことが部員に伝わらない。
・レギュラーであることを疑問に思う外野手。
・キャプテンであることを悩む四番打者。
・監督への不満を抱えたエースピッチャー。

これは、企業の営業部門に置き換えると・・・
・部長の伝えたいことがメンバーに伝わらない。
・自分が最前線でお客様対応することを疑問に思う営業担当者。
・リーダーであることを悩む営業リーダー。
・部長への不満を抱えた稼ぎ頭のエース営業担当者。

さあ、これらの問題にどうたちはだかっていくか、単にアニメの
ストーリーを外から見ているだけでなく、今の自分自身の状況と
重ね合わせて具体的に考えると、今の問題解決の糸口が見つかる
と思います。

◆ドラッガーの言う「顧客」・・・自分の部署にとっては?
◆やる気を引き出すための自己目標管理・・・今のやり方は効果あり?
◆イノベーションは、単なる技術的な発明ではなく、消費者の行動
 や社会そのものを変える価値を生むこと…部署の実現度は?

新しいポジションに就任したばかりの若手リーダーや若手管理職
の皆さんは、こんな観点で、今の自分の部署の仕事と結びつけ
ながらチェックしてみると楽しく気づきを得られることと思い
ます。

こうした学びを進める際には、ぜひわからない点をそのままに
しないようにしましょう。

新しいポジションに就いたときは、新しい境遇の中で、これまで
不足していた知識やスキルに気づき、それを身に付けることが
できるチャンスです。

そして、問題に直面したとき、自分で解決できないときには、
先輩に聞いたり、上司に相談して、解決していきましょう。

もし、先輩や上司に聞いても分からない、状況が変わらないとき
は、そのままにしないで、第三者に相談するようにしましょう。

大切なことは、「知りたい」という気持ちを持っているときが、
新しい学びと成長のチャンスであることを忘れないで下さいね。

「知りたい」「解決したい」という気持ちがあっても、それを
実現できないときには、そのままにしないことが大切です。

もし、皆さんの周りに、問題の解決策について、相談できる
先輩や上司がいない、確実に問題解決の糸口を見つけ出したいと
いうことであれば、プロの手を借りることも重要です。

日本では、まだまだ定着していないところもありますが、アメリカ
などの成功者のほとんどは、外部のブレインやコーチなどを雇い
自分のスキルアップに努めています。

なぜか?

その“投資”が自分の価値向上につながり、当然、それが業績や
評価につながるので、「投資するに値する」と感じているからです。
自分に対する“先行投資”の感覚が強いのですね。

皆さんは、今後、リーダー、管理職として、または、そうした
人材を育てていく立場として、自分の価値を高めていきたい
と考えていらっしゃると思います。

手前味噌ですが、私は、人材育成の現場に13年以上、身を置き、
これまで大手を含めた企業様の人材育成に携わってきました。

企業業績を向上させる上で必要な中小企業診断士としての
幅広く深い経営管理の知識・スキルを基本土台として、

諸処の複雑な問題を解決していく上で不可欠な「TOC
思考プロセス」(最強のロジカルシンキングツール)実践、
一人ひとりのポテンシャルを導出してチーム成果を生み出す
「ハーマンモデル(効き脳)」の修得と必要場面への応用、

そして、それら専門性を現実の成果として結実させる上で
不可欠となる「EQ」を完全修得し、リーダー初心者から
リーダー経験者が、「成果を生み出せるリーダー」になる
ための必須スキルが完成しました。

「成果を生み出せるリーダー」として、目の前に立ちはだかる
厳しい状況の中で、競争に打ち勝つInsightfulな戦略を立案し、
メンバーをInspiringして巻き込みながら実行できる人材と
して、これからさまざまな局面で生き残りをかけて戦って
いく実践アクションをすべてカバーすることができます。

この私のすべてのノウハウを直接、皆さんに伝授する
マンツーマンのレッスン(プライベートレッスン)を
ご用意しています。

このプライベートレッスンは、皆さんの目的に合わせて
テーマや題材をカスタマイズでき、今まさに抱えている課題
の解決や、そのために必要なスキルなどについて、具体的に
個別指導の形で、アドバイス差し上げるものです。
http://i-leader.jp/private.html?tc=ml

この機会に外部のプロのノウハウ、スキルを吸収して頂き
皆さん自身の価値を高めて頂ければと思います。

ご相談もお待ちしております。

それでは、また来週!

フジコーポレーション株式会社
ファシリテーター(企業変革人材養成サポーター)
加 藤
posted by FUJICO at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | リーダー必携スキル
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