EQの観点から、社会人として力を発揮するために
必要な素養や職種によって必要な思考行動要件を
見極める・・・という観点でお伝えしたニュースレター
へ、数多くのお問い合わせをいただきました。
アルバイトやパートさんなどの採用、管理の際に、
驚くほどの低コストと短時間で、即戦力の人材の採用や、
適材適所への配置をすることができるようになる方法と
合わせて、社員の採用に活用できる診断はないか…と
いうお問い合わせです。
これは、もう少し先にご紹介しようと思っていた
のですが、ご要望のほうが先に届きましたので、
少しだけ、先行してご紹介してみますね。
以前のニュースレターでご紹介しましたように、
社員の採用ということになりますと、企業の付加価値
を創出できる人材を見極めるという観点がプラスされ
てきます。
付加価値を創出するには、EQ(心の知能指数)との
相乗効果を発揮する「知的能力」や、社会人として
力を発揮するために必要な素養、職種によって必要な
思考行動要件(入社後の即戦力としての可能性)の
測定も合わせて診断することが必要となります。
「知的能力」は、「言語・理論」「数理・推論」の
両面から診断します。
ビジネスの場面、お客様や関係する他者との交渉・調整を
行うために、必須の前提となるのが、「言語・論理能力」
ですね。
言語関連情報をもとに、重要な因子を抽象化して整理・記憶し、
それをもとに論理的推論によって判断をしていく能力は、
ビジネスに欠かせない知的特性です。
世に言うロジカルシンキング&ロジカルコミュニケーション力
ですね。
そして、「数理・推論」の観点からの知的能力については、
物事を数理的に分析・処理し、最適な道筋を短時間で
見抜く能力です。
特定の領域や分野に依存した数理的知識ではなく、
一生にわたって目減りしない能力である必要があります。
この「数理・推論能力」検査は、業種・職種に偏らない
基本特性を測定します。変化の激しい産業界において、
企業人としての必須の資質のひとつといえるでしょう。
さらに、社会人として力を発揮するために必要な素養や、
職種によって必要な思考行動要件は、絞り込んだ8つの
特性(コンピテンシー)から診断します。
8つのコンピテンシーについて少しご紹介しておきますね。
(1)現状認識力
的確に状況を把握し、適切な判断ができる行動特性
(2)ビジョン創出力
自律的に行動し、目的や目標を明確化できる行動特性
(3)達成行動力
目標に向かって自発的に取り組み続けることができる行動特性
(4)自己管理力
状況に合わせて適切な感情のコントロールができる行動特性
(5)メンタルタフネス
外的圧力に対して強い精神力を維持できる行動特性
(6)人間関係構築力
思いやりを持ち、積極的に他者と協働できる行動特性
(7)コミュニケーション力
他人の話に耳を傾け、自己表現が適切に行える行動特性
(8)組織適応力
組織風土や慣習を感じ取り、相応に行動変容できる行動特性
検査時間は、以下の通り、合計で105分となります。
◆知的能力については、
「言語・論理」:25分
「数理・推論」:30分
◆EQ(心の知能指数=自分が本来持っている専門的な知識・
スキルを発揮して成果を実現させる知性):35分
◆コンピテンシー:15分
社会人として力を発揮するために必要な素養や、
職種によって必要な思考行動要件は、絞り込んだ
8つの特性(コンピテンシー)
多角的に即戦力の採用人材を見極める新卒採用検査として
ご活用いただけるようご準備を進めております。
お気軽にご相談ください。
今回、ご紹介した採用検査も、EQ理論提唱者である
エール大学のピーター・サロベイ博士、ニューハンプシャー
大学のジョン・メイヤー博士からアドバイスを頂いている
唯一の組織が設計し、商品化しているツールですので、
安心して活用することができます。
お問い合わせはこちらからどうぞ!
http://i-leader.jp/otoiawase.html
このメールへ返信いただいたもかまいません。
御社までお伺いさせていただき、ご説明させていただきます。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
それでは、また来週!
フジ・コーポレーション
ファシリテーター
加 藤
2010年08月25日
2010年08月11日
即戦力アルバイト・パート社員を採用するには?
先週、あるサービス業の店長さんとお話をさせていただく機会
がありました。
お店のスタッフは、アルバイトやパートという勤務スタイルの
方が多く、彼ら彼女らの力量によって、お店の雰囲気やお客様
満足度が大きく左右される中、どうやって、彼ら彼女らを育てて
いったら良いか・・・
いつも試行錯誤だとおっしゃっていました。
試行錯誤の中でも、時々、「おっ! 彼(彼女)は伸びるぞ!」
と感じさせるものを持っている人材が入ってくると、とても
育てるのが楽しくなるようです。
一方、採用面談のときの印象はよかったのに、採用してみたら
今ひとつで、期待はずれだった・・・というような場合もある
というのです。
よくよくお話を伺ってみると、
採用のときには、社会人として力を発揮するために必要な素養や
職種によって必要な思考行動要件というものを見極めることが
必要なのですが、アルバイトやパートスタッフの採用時には、
あまり採用にお金や時間をかけることができないので、簡単な
面談と表向きの雰囲気で採用してしまうことが多いということ
が、採用後の「期待と違う・・・」が発生する原因のようでした。
そして、社会人として力を発揮するために必要な素養といっても
これ自体が定義できていることは少なく、そんなことを考えて
いる時間もあまりないということもわかってきました。
職種によって必要な思考行動要件も、これまでの経験から、
簡単な面談時に、いくつか質問を投げかけて、感覚的に、
向き不向きを判断しているということも多いようなのです。
実は、こうした「期待はずれ」の状況を解消できる方法が
あります。しかも、低コストで、短時間に・・・
この店長さんにもこの方法をご紹介したところ、大変気に
入っていただき、実際に活用してみようということでお話
が進んでいます。
その「期待はずれ」を解消する方法とは・・・
成果を出す「社会人」に必要なコンピテンシー9項目を
約15分の時間で受診でき、約10分で採点、5段階で
評価判定ができる『コンピテンシー診断テスト』です。
少し項目をご紹介しますね。
まず、社会人として力を発揮するために必要な素養として
以下の4項目のレベルを診断します。
(1)セルフコントロール
困難な状況に遭遇したときや、イライラしたときでも
平静さを保ち、冷静でいようとする特性
(2)コミュニケーション
相手の気持ちや状況を感じ取ったり、自分の言いたい
ことを伝えようとする特性
(3)状況認識力
周囲の状況や自分の役割に応じた行動を取ろうとする特性
(4)ストレス対処
行き詰まったときや、つらい場面でも立ち止まること
なく対処しようとする特性
そして、
職種によって必要な思考行動要件としては、以下の5項目の
レベルを診断します。
(1)積極性
目的意識を持ち、新しいことに積極的にチャレンジ
しようとしている
(2)目標達成力
目標を達成するために、途中であきらめずに取り組もうと
している
(3)ポジティブ思考力
過去の失敗や挫折にめげず、前向きに行動しようとしている
(4)チームワーク
人とのかかわりに関心を持ち、自ら積極的に他者と関わろう
としている
(5)ホスピタリティー
周囲の人に対して、思いやりのある接し方や心遣いをしよう
としている
以上の9項目について、採用受験者に80問の設問に、○を
つけて回答してもらいます。時間は約15分程度です。
その後、採用担当者が、約10分程度で採点を行い、判定表を
もとに、面談で回答内容について、その実績や状況・経緯など
を確認することで、回答が実際の行動と一致しているかを最終
確認します。
これだけで、社会人として力を発揮するために必要な素養や、
職種によって必要な思考行動要件というものを見極めることが
かなりできるようになり、「期待はずれ」の採用をしなくて
済むようになります。
この検査については、こちらをクリック↓
http://www.i-leader.jp/cheq.html?tc=ml
採用のご担当者であったり、アルバイトやパートさんなどの採用、
管理する担当であれば、この方法を採用することで、驚くほどの
低コストと短時間で、即戦力の人材の採用や、適材適所への配置
をすることができるようになります。
即戦力アルバイト・パート社員の採用方法についてお探しなので
あれば、ぜひ一度お試しくださいね。
その効果に驚いていただけると想います。
http://www.i-leader.jp/cheq.html?tc=ml
それでは、また来週!
フジ・コーポレーション
ファシリテーター
加 藤
がありました。
お店のスタッフは、アルバイトやパートという勤務スタイルの
方が多く、彼ら彼女らの力量によって、お店の雰囲気やお客様
満足度が大きく左右される中、どうやって、彼ら彼女らを育てて
いったら良いか・・・
いつも試行錯誤だとおっしゃっていました。
試行錯誤の中でも、時々、「おっ! 彼(彼女)は伸びるぞ!」
と感じさせるものを持っている人材が入ってくると、とても
育てるのが楽しくなるようです。
一方、採用面談のときの印象はよかったのに、採用してみたら
今ひとつで、期待はずれだった・・・というような場合もある
というのです。
よくよくお話を伺ってみると、
採用のときには、社会人として力を発揮するために必要な素養や
職種によって必要な思考行動要件というものを見極めることが
必要なのですが、アルバイトやパートスタッフの採用時には、
あまり採用にお金や時間をかけることができないので、簡単な
面談と表向きの雰囲気で採用してしまうことが多いということ
が、採用後の「期待と違う・・・」が発生する原因のようでした。
そして、社会人として力を発揮するために必要な素養といっても
これ自体が定義できていることは少なく、そんなことを考えて
いる時間もあまりないということもわかってきました。
職種によって必要な思考行動要件も、これまでの経験から、
簡単な面談時に、いくつか質問を投げかけて、感覚的に、
向き不向きを判断しているということも多いようなのです。
実は、こうした「期待はずれ」の状況を解消できる方法が
あります。しかも、低コストで、短時間に・・・
この店長さんにもこの方法をご紹介したところ、大変気に
入っていただき、実際に活用してみようということでお話
が進んでいます。
その「期待はずれ」を解消する方法とは・・・
成果を出す「社会人」に必要なコンピテンシー9項目を
約15分の時間で受診でき、約10分で採点、5段階で
評価判定ができる『コンピテンシー診断テスト』です。
少し項目をご紹介しますね。
まず、社会人として力を発揮するために必要な素養として
以下の4項目のレベルを診断します。
(1)セルフコントロール
困難な状況に遭遇したときや、イライラしたときでも
平静さを保ち、冷静でいようとする特性
(2)コミュニケーション
相手の気持ちや状況を感じ取ったり、自分の言いたい
ことを伝えようとする特性
(3)状況認識力
周囲の状況や自分の役割に応じた行動を取ろうとする特性
(4)ストレス対処
行き詰まったときや、つらい場面でも立ち止まること
なく対処しようとする特性
そして、
職種によって必要な思考行動要件としては、以下の5項目の
レベルを診断します。
(1)積極性
目的意識を持ち、新しいことに積極的にチャレンジ
しようとしている
(2)目標達成力
目標を達成するために、途中であきらめずに取り組もうと
している
(3)ポジティブ思考力
過去の失敗や挫折にめげず、前向きに行動しようとしている
(4)チームワーク
人とのかかわりに関心を持ち、自ら積極的に他者と関わろう
としている
(5)ホスピタリティー
周囲の人に対して、思いやりのある接し方や心遣いをしよう
としている
以上の9項目について、採用受験者に80問の設問に、○を
つけて回答してもらいます。時間は約15分程度です。
その後、採用担当者が、約10分程度で採点を行い、判定表を
もとに、面談で回答内容について、その実績や状況・経緯など
を確認することで、回答が実際の行動と一致しているかを最終
確認します。
これだけで、社会人として力を発揮するために必要な素養や、
職種によって必要な思考行動要件というものを見極めることが
かなりできるようになり、「期待はずれ」の採用をしなくて
済むようになります。
この検査については、こちらをクリック↓
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採用のご担当者であったり、アルバイトやパートさんなどの採用、
管理する担当であれば、この方法を採用することで、驚くほどの
低コストと短時間で、即戦力の人材の採用や、適材適所への配置
をすることができるようになります。
即戦力アルバイト・パート社員の採用方法についてお探しなので
あれば、ぜひ一度お試しくださいね。
その効果に驚いていただけると想います。
http://www.i-leader.jp/cheq.html?tc=ml
それでは、また来週!
フジ・コーポレーション
ファシリテーター
加 藤
2010年08月04日
「EQ」発揮度合いを知ることから始めましょう!
今日は、前回までのニュースレターで、お問い合わせを多くいた
だきました「EQ」について、この「EQ」という観点をどのように
測定できるのかについてご紹介したいと想います。
まず、私たちには、感情や心の持ち方のクセというものが一人ひとりにあります。
例えば・・・
◆自分の内なる心のエネルギーがどちらを向いているか・・・で、
表面に現れる行動が変わりますね。
1)自分の心のエネルギーが、自分の内面に向かっている
⇒自分は、何に興味があり、どのようなことを望んで
いるのか、何に対してどのような感情を抱くのか、
また、それはなぜなのか…等を見つめる
2)自分の心のエネルギーが、自分の外側に向かっている
⇒自分を取り巻く周りの環境や他者から自分がどう
見られているのか等、他者の目に映る自分の姿への意識
他にも、以下のような観点によって、表面に現れる行動が変わって
きます。
◆ストレスがかかる場面でどのような考え方をしているか・・・
◆怒りを感じた時に自分の心の動きをどれだけ調整できて
いるか・・・楽しさや喜びなどの肯定的な感情でさえも、
それを出すのにふさわしくない場面で調整できているか・・・
◆自分が感じている喜怒哀楽の感情を、言葉やその他の
方法で、相手に適切に伝えようとしているかどうか・・・
◆人間関係で生じる様々なトラブルをどう受けとめるか、
また、対処する上でどのような意志を持っているか・・・
◆人に対して自分の方から心を開いて、自分が何を考え、
どのように感じているかという情報を提供しているか・・・
◆自分が置かれている状況や人との関係において、何が
どのように起こっているのかを客観的に観察しているか・・・
こうした内面の動きが、実際の行動につながっているということは、
心理学でも明らかになっています。
前々回のニュースレターでお伝えしましたね。
「認知」→「感情」→「行動」→「結果」という流れで、感情や心の
持ち方が、行動自体を大きく左右し、その行動によって、最終的な結果
が生まれている、ということでした。
これを、石川遼選手の全英オープンのときの言葉から引用して
確認しましたね。
「認知」=コンディションが変わった(全英特有の強い風等)
「感情」=自分の気持ちも惑わされてしまい
「行動」=アグレッシブさに欠けた
「結果」=今日攻められなかったなと思うショットを
数えたら前半だけで8、9回はあった
このようになっていました。ですから、石川遼選手は、
「どんな状況でも常にアグレッシブに打っていける
根性がこれからの課題です」
という発言をしていたわけです。
ここでいう「根性」は、「認知」→「感情」の部分で
次につながる「行動」が、練習時と変わらない状態で
臨めるようにメンタル面での「感情」のコントロール力
を高めるということを意味していることを確認しました。
ですから、自分が本来持っている専門的で高度な知識や
スキルを、仕事や試合の「結果」に結びつけるには、
「結果」を生み出せる「行動」を安定させることが、
必要になるということです。
安定もしくは、飛躍させるためには、その前段階の
「感情」が、「行動」を不安定にさせたり、望む「結果」
を生み出せない“悪い感情”になってしまわないよう、
自分自身をコントロールする力が必要となります。
特に、顕著なのが先ほどもご紹介しました「ゴルフ」と
いうスポーツです。
ゴルフをやったことがあれば、すぐにお分かりになるかと
思いますが、ちょっとでも精神面で不安定になると、
良い球が打てなくなったり、正確さを欠いてしまいます。
ゴルフというスポーツは、技術の上手い下手よりも、
“いかに精神的な安定を保ち、失敗しないか”が、
スコアにつながるスポーツです。
実は、これは、ビジネスの世界にも応用が効きます。
しかし、感情や心の持ち方にはクセというものがあり、
自分でも何となく分かっているようでも、説明できる
ようにはなっていないものです。
そこで、
今の状況を生み出している自分自身の感情コントロールに
関する要素を分解し、その要素ごとの状態と、その関係性
から、現在の自分の感情に関する行動状況の理由を科学的
に分析して、感情や心の持ち方のクセを把握できるように
なりました。
これを自分自身で理解し、把握することで、仕事や
スポーツなど、自分が目指す目標の達成率を高める
ために必要な 感情や心の持ち方を練習していくことが
できるようになります。
また、自分が本来持っている専門的な知識・スキルを
発揮できるようになっていきます。
この「自分の感情や心の持ち方のクセ」を診断し、
自分が望む結果を手に入れるために必要な観点と、
そのための方法を具体的に見出していく方法が
「EQI」という診断ツールです。
このEQIは、EQ理論の提唱者である、ピーター・
サロベイ教授とジョン・メイヤー教授の協力を得て
研究開発している唯一の組織が開発した診断テスト
ですので、安心して診断を受けることができます。
まずは、リーダーとしての自分の「EQ」を発揮
している行動状況を自己理解ことから始めてみて
くださいね。
EQI診断の詳細はこちらをクリック↓
http://www.i-leader.jp/eqi.html
自分自身の感情や心の持ち方のクセだけではなく、
チームメンバー一人ひとり、お互いのクセを共有して、
チームとして本来持っている専門的な知識・スキルを
チーム活動に活かして、望む成果を実現させるプロセス
にも活用することができる頼もしいツールとなります。
このEQIについて、もっと知りたい、ということで
あれば、お気軽にお問い合わせください。
http://www.i-leader.jp/otoiawase.html?tc=ml
お待ちしております。
それでは、また来週!
フジ・コーポレーション
ファシリテーター
加 藤
だきました「EQ」について、この「EQ」という観点をどのように
測定できるのかについてご紹介したいと想います。
まず、私たちには、感情や心の持ち方のクセというものが一人ひとりにあります。
例えば・・・
◆自分の内なる心のエネルギーがどちらを向いているか・・・で、
表面に現れる行動が変わりますね。
1)自分の心のエネルギーが、自分の内面に向かっている
⇒自分は、何に興味があり、どのようなことを望んで
いるのか、何に対してどのような感情を抱くのか、
また、それはなぜなのか…等を見つめる
2)自分の心のエネルギーが、自分の外側に向かっている
⇒自分を取り巻く周りの環境や他者から自分がどう
見られているのか等、他者の目に映る自分の姿への意識
他にも、以下のような観点によって、表面に現れる行動が変わって
きます。
◆ストレスがかかる場面でどのような考え方をしているか・・・
◆怒りを感じた時に自分の心の動きをどれだけ調整できて
いるか・・・楽しさや喜びなどの肯定的な感情でさえも、
それを出すのにふさわしくない場面で調整できているか・・・
◆自分が感じている喜怒哀楽の感情を、言葉やその他の
方法で、相手に適切に伝えようとしているかどうか・・・
◆人間関係で生じる様々なトラブルをどう受けとめるか、
また、対処する上でどのような意志を持っているか・・・
◆人に対して自分の方から心を開いて、自分が何を考え、
どのように感じているかという情報を提供しているか・・・
◆自分が置かれている状況や人との関係において、何が
どのように起こっているのかを客観的に観察しているか・・・
こうした内面の動きが、実際の行動につながっているということは、
心理学でも明らかになっています。
前々回のニュースレターでお伝えしましたね。
「認知」→「感情」→「行動」→「結果」という流れで、感情や心の
持ち方が、行動自体を大きく左右し、その行動によって、最終的な結果
が生まれている、ということでした。
これを、石川遼選手の全英オープンのときの言葉から引用して
確認しましたね。
「認知」=コンディションが変わった(全英特有の強い風等)
「感情」=自分の気持ちも惑わされてしまい
「行動」=アグレッシブさに欠けた
「結果」=今日攻められなかったなと思うショットを
数えたら前半だけで8、9回はあった
このようになっていました。ですから、石川遼選手は、
「どんな状況でも常にアグレッシブに打っていける
根性がこれからの課題です」
という発言をしていたわけです。
ここでいう「根性」は、「認知」→「感情」の部分で
次につながる「行動」が、練習時と変わらない状態で
臨めるようにメンタル面での「感情」のコントロール力
を高めるということを意味していることを確認しました。
ですから、自分が本来持っている専門的で高度な知識や
スキルを、仕事や試合の「結果」に結びつけるには、
「結果」を生み出せる「行動」を安定させることが、
必要になるということです。
安定もしくは、飛躍させるためには、その前段階の
「感情」が、「行動」を不安定にさせたり、望む「結果」
を生み出せない“悪い感情”になってしまわないよう、
自分自身をコントロールする力が必要となります。
特に、顕著なのが先ほどもご紹介しました「ゴルフ」と
いうスポーツです。
ゴルフをやったことがあれば、すぐにお分かりになるかと
思いますが、ちょっとでも精神面で不安定になると、
良い球が打てなくなったり、正確さを欠いてしまいます。
ゴルフというスポーツは、技術の上手い下手よりも、
“いかに精神的な安定を保ち、失敗しないか”が、
スコアにつながるスポーツです。
実は、これは、ビジネスの世界にも応用が効きます。
しかし、感情や心の持ち方にはクセというものがあり、
自分でも何となく分かっているようでも、説明できる
ようにはなっていないものです。
そこで、
今の状況を生み出している自分自身の感情コントロールに
関する要素を分解し、その要素ごとの状態と、その関係性
から、現在の自分の感情に関する行動状況の理由を科学的
に分析して、感情や心の持ち方のクセを把握できるように
なりました。
これを自分自身で理解し、把握することで、仕事や
スポーツなど、自分が目指す目標の達成率を高める
ために必要な 感情や心の持ち方を練習していくことが
できるようになります。
また、自分が本来持っている専門的な知識・スキルを
発揮できるようになっていきます。
この「自分の感情や心の持ち方のクセ」を診断し、
自分が望む結果を手に入れるために必要な観点と、
そのための方法を具体的に見出していく方法が
「EQI」という診断ツールです。
このEQIは、EQ理論の提唱者である、ピーター・
サロベイ教授とジョン・メイヤー教授の協力を得て
研究開発している唯一の組織が開発した診断テスト
ですので、安心して診断を受けることができます。
まずは、リーダーとしての自分の「EQ」を発揮
している行動状況を自己理解ことから始めてみて
くださいね。
EQI診断の詳細はこちらをクリック↓
http://www.i-leader.jp/eqi.html
自分自身の感情や心の持ち方のクセだけではなく、
チームメンバー一人ひとり、お互いのクセを共有して、
チームとして本来持っている専門的な知識・スキルを
チーム活動に活かして、望む成果を実現させるプロセス
にも活用することができる頼もしいツールとなります。
このEQIについて、もっと知りたい、ということで
あれば、お気軽にお問い合わせください。
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お待ちしております。
それでは、また来週!
フジ・コーポレーション
ファシリテーター
加 藤