先週、メンタル面のお話をさせていただいたのですが、
再度、確認をしておくべき点があると思いました。
メンタル面の重要性についてお話するたびに、注意して
おかなければならないのですが、前回お話しました「EQ」
というのは、本来、本人が持っている専門的な「知性」や
「知識」「頭脳の回転」などを成果創出に向けて効果的に
活用できる「感情」マネジメントの極意であるという趣旨で
お話いたしました。
ですから、成果自体を生み出すための「知性」や「知識」、
「頭脳の回転」自体も養うことがとても重要だということ
です。これだけでは、成果にまで至らないのですが、これ
なくしては、成果の源泉を創り出すことも難しいのです。
ただ、これは自分でなくても、他者の「知性」や「知識」、
「頭脳の回転」の力を借りることでも可能です。
そのときは、相当力の「EQ」が必要となりますが、
自分自身の力のバランスの中で考えてみていただき、
選択してください。
先に、まずは、効き脳診断を受診いただいて、ご自身の
現時点での思考行動特性と、現在の担当職務で成果を
生み出すために必要な思考行動特性を把握しておくこと
が不可欠となります。
今、自分自身が向き合わなければならない仕事の
成果を創出するために必要な思考行動特性において、
優勢度自体が高く、それを機能させるスキルを修得して
いるか、もしくは、優勢度が低くてもそれをカバーできる
高度な知識・スキルを意識的・計画的な鍛錬によって
高めていれば、担当業務での成果創出は確実に可能です。
自分自身でその分析ができればOKですし、自分自身で
難しい場合は、自分へのアドバイザーを見つけることが
必要です。
そして、そこまでわかっていてもなかなか自分自身の
担当業務で成果が生み出せていないようなときは、
メンタリティーの分析をさらに詳細に行うと、自分自身
がなぜ今そうなっているのかがより詳細にわかります。
250問の問いかけに約20〜30分で回答いただき、それを
もとに、これからのリーダーシップのあり方や、ご自身
のライフプランを設計するアドバイスを、個別面談を
通じてご提供することができるようになりました。
上記のような状態にまで進んでいるにも関わらず、まだ
成果創出にたどりつけていない場合は、お気軽にご相談
ください。
今すぐに診断受診も可能な状態でセッティングしており
ます。
ここをクリアすると・・・
「知性」や「知識」「頭脳の回転」自体を養いながら、
「心の知能指数」を高めること、人生での成功を手にする
ことができるようになります。
これは、人が幸せをつかんでいくための「両輪」です。
本気になって自分自身の幸せと成功を創り上げたい方には、
いつもでそうしたお手伝いをさせていただきます。
ダン・ケネディの言葉でとても共感する言葉がありました。
「多くの人が、自分の求めるライフスタイルとは正反対の
ビジネスを作り上げてしまう。自由になるどころか、
そのビジネスに囚われ、楽しむことができずフラスト
レーションが溜まり、創造的どころか退屈になる。」
そんな生き方を 望みますか?
私はNO!です。
自分を活かすために、(ある意味楽しみながらも)
とことん自分を追いつめるくらいトレーニングして、
自分の活きる道を飛躍的に高め、他の人が出来ない
領域とレベルに高めていかなければ、上記の境地に
辿り着くことはできないと思います。
人それぞれ生き方で目指すものが異なってよいのです。
皆さんはどんなライフスタイルを望んでいますか?
それを実現できていますか?
実現するか否かは、これからの日々の行動で決まりますよね。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、また来週!
フジ・コーポレーション
ファシリテーター
加 藤
2010年07月28日
2010年07月21日
結果を左右するメカニズムを知っていると・・・
ゴルフの全英オープンでの石川遼選手、すばらしい健闘でしたね!
海外メジャー戦としては自身最高の27位タイでフィニッシュ。
いつも一流の選手からはメンタル面で学ぶことが多いです。
企業の仕事とスポーツは違うという見解の方もいらっしゃいますが、
メンタル面での人間に生じる変化のプロセスは同じだと思います。
石川遼選手の言葉はとても参考になります。
「コンディションが変わった(全英特有の強い風等)だけで、
自分の気持ちも惑わされてしまい、アグレッシブさに欠けた」
これは、人の行動結果を生み出すプロセスをよく表している
言葉です。
人の行動結果から逆に見てみると・・・
「結果」は、人の「行動」によって生まれますね。
「行動しない」ということも行動の一つです。
そして、その「行動」は、人の内面に生じている
そのときの感情(気持ち・気分)が反映します。
これは具体的なシーンを思い浮かべていただくと
すぐにおわかりいただけると思います。
(例えば、先日のW杯日本代表の大健闘の試合を
見た時のように)すごく嬉しいことがあったときに
誰かに電話をしているときと・・・
(好きな人に別れようと突然言われてショックを
受けているときのように)すごく悲しいことが
あったときに、誰かに電話しているときと・・・
電話をしているときの行動や、その後の行動には
大きな違いが生まれますよね。
これほど、私達の感情は行動につながっている
わけです。
さらに、その「感情」は、
自分の身の回りで起きた出来事をどのように認知
するかということから生じます。
つまり「感情」←「認知」ということになります。
これを冒頭の石川遼選手の言葉でつなげてみると
「認知」=コンディションが変わった(全英特有の強い風等)
「感情」=自分の気持ちも惑わされてしまい
「行動」=アグレッシブさに欠けた
このようになりますね。
それが振り返った結果として・・・
「結果」=今日攻められなかったなと思うショットを
数えたら前半だけで8、9回はあった
このようになっているわけです。
ですから、石川遼選手は、
「どんな状況でも常にアグレッシブに打っていける
根性がこれからの課題です」
ここでいう「根性」は、「認知」→「感情」の部分で
次につながる「行動」が、練習時と変わらない状態で
臨めるようにメンタル面での「感情」のコントロール力
を高めるということを意味しているわけです。
これは、スポーツに限らず、仕事でもまったく同じです。
お客様の前でプレゼンするときの
「認知」→「感情」→「行動」→「結果」
お客様からクレームをつきつけられたときの
「認知」→「感情」→「行動」→「結果」
上司から厳しい指導を受けたときの
「認知」→「感情」→「行動」→「結果」
部下がなかなかやる気になってくれないときの
「認知」→「感情」→「行動」→「結果」
同じだと思います。
ですから、前回のニュースレターで、
自分の「知性」「知識」「スキル」「頭脳の回転」の
ような領域を磨けば、仕事で力を発揮できる…という
ことに直接つながらないとお話したわけです。
「感情」は確実に現場で奮闘している一人ひとりの社員
の行動に大きく影響を及ぼしています。
今、ビジネスの成果(結果)を大きく左右するこの
「感情のコントロール力」が、自分はどのような状況
にあるのか・・・
これを科学的に分析し、行動量をもとに、感情の動きを
推定していくアプローチに取り組み始めました。
リーダーだけではなく、チーム全体がどのような状況に
あるのかまで分析できるようになってきましたので、
「知識」「スキル」はある程度持っているのに、
チームがなかなか成果(結果)を生み出せていない・・・
という場合は、なぜそのようになっているのかについて
一緒に考え、状況を脱するプロセスを創出できるように
したいですね。
この「感情」マネジメント力を診断できるコストパフォ
ーマンスの高いツールを、活用してみたいというときは、
お気軽にご相談ください。
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
本当に「感情」ってかなり重要です。
それでは、また来週!
フジ・コーポレーション
ファシリテーター
加 藤
海外メジャー戦としては自身最高の27位タイでフィニッシュ。
いつも一流の選手からはメンタル面で学ぶことが多いです。
企業の仕事とスポーツは違うという見解の方もいらっしゃいますが、
メンタル面での人間に生じる変化のプロセスは同じだと思います。
石川遼選手の言葉はとても参考になります。
「コンディションが変わった(全英特有の強い風等)だけで、
自分の気持ちも惑わされてしまい、アグレッシブさに欠けた」
これは、人の行動結果を生み出すプロセスをよく表している
言葉です。
人の行動結果から逆に見てみると・・・
「結果」は、人の「行動」によって生まれますね。
「行動しない」ということも行動の一つです。
そして、その「行動」は、人の内面に生じている
そのときの感情(気持ち・気分)が反映します。
これは具体的なシーンを思い浮かべていただくと
すぐにおわかりいただけると思います。
(例えば、先日のW杯日本代表の大健闘の試合を
見た時のように)すごく嬉しいことがあったときに
誰かに電話をしているときと・・・
(好きな人に別れようと突然言われてショックを
受けているときのように)すごく悲しいことが
あったときに、誰かに電話しているときと・・・
電話をしているときの行動や、その後の行動には
大きな違いが生まれますよね。
これほど、私達の感情は行動につながっている
わけです。
さらに、その「感情」は、
自分の身の回りで起きた出来事をどのように認知
するかということから生じます。
つまり「感情」←「認知」ということになります。
これを冒頭の石川遼選手の言葉でつなげてみると
「認知」=コンディションが変わった(全英特有の強い風等)
「感情」=自分の気持ちも惑わされてしまい
「行動」=アグレッシブさに欠けた
このようになりますね。
それが振り返った結果として・・・
「結果」=今日攻められなかったなと思うショットを
数えたら前半だけで8、9回はあった
このようになっているわけです。
ですから、石川遼選手は、
「どんな状況でも常にアグレッシブに打っていける
根性がこれからの課題です」
ここでいう「根性」は、「認知」→「感情」の部分で
次につながる「行動」が、練習時と変わらない状態で
臨めるようにメンタル面での「感情」のコントロール力
を高めるということを意味しているわけです。
これは、スポーツに限らず、仕事でもまったく同じです。
お客様の前でプレゼンするときの
「認知」→「感情」→「行動」→「結果」
お客様からクレームをつきつけられたときの
「認知」→「感情」→「行動」→「結果」
上司から厳しい指導を受けたときの
「認知」→「感情」→「行動」→「結果」
部下がなかなかやる気になってくれないときの
「認知」→「感情」→「行動」→「結果」
同じだと思います。
ですから、前回のニュースレターで、
自分の「知性」「知識」「スキル」「頭脳の回転」の
ような領域を磨けば、仕事で力を発揮できる…という
ことに直接つながらないとお話したわけです。
「感情」は確実に現場で奮闘している一人ひとりの社員
の行動に大きく影響を及ぼしています。
今、ビジネスの成果(結果)を大きく左右するこの
「感情のコントロール力」が、自分はどのような状況
にあるのか・・・
これを科学的に分析し、行動量をもとに、感情の動きを
推定していくアプローチに取り組み始めました。
リーダーだけではなく、チーム全体がどのような状況に
あるのかまで分析できるようになってきましたので、
「知識」「スキル」はある程度持っているのに、
チームがなかなか成果(結果)を生み出せていない・・・
という場合は、なぜそのようになっているのかについて
一緒に考え、状況を脱するプロセスを創出できるように
したいですね。
この「感情」マネジメント力を診断できるコストパフォ
ーマンスの高いツールを、活用してみたいというときは、
お気軽にご相談ください。
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
本当に「感情」ってかなり重要です。
それでは、また来週!
フジ・コーポレーション
ファシリテーター
加 藤
2010年07月14日
思考行動特性を活かす変化を促進する「カギ」とは?
これまでにたびたびお話をしてきました「思考行動特性」に
基づいた自他のポテンシャル活用については、大変多くの
ご関心をいただいております。
ありがとうございます。
この「思考行動特性」をさらに活用していく上で、
焦点をあてると、より行動変化を促進することが
可能になる切り口があります。
今日は、そのお話をしてみたいと思います。
何かと言いますと、それは・・・
「人が主体的に行動を起こし、自分の能力や
パフォーマンスを高めていく上でのエネルギー
として、自他の『感情』に対する関わり方に
注目していく」というアプローチです。
どういう事かと言いますと、
「高い知性がある」
「高度な専門知識を持っている」
「頭の回転が速い」
・・・ということと、
「高い知性を課題解決に発揮して行動している」
「高度な専門知識を課題解決に適用して行動している」
「頭の回転の早さを課題解決に活用して行動している」
・・・ということとは、
イコールではないということです。
例えば、せっかく「高い知性を持っていた」としても、
ちょっとした自分の失敗を非常に後悔し、いつまでも
その失敗や過ちをクヨクヨ考えているようですと、
せっかくの知性に蓋をしてしまい、目の前の新しい
状況さえも否定的に見てしまう可能性があるわけです。
他にも、ちょっと自分にとって気に入らないことが
あったり、不愉快なことがあると、すぐに感情が
大きくゆさぶられ、冷静なときには相手を受け入れて
より効果的な動きをとっていけるのに、なぜか相手
の言動を冷たい態度で拒否してしまう・・・という
ような場合もあります。
あるいは、せっかく「高度な専門知識を持っていた」
としても、目の前にちょっと困難で険しい状況が
立ちはだかると、これを突破して何としてでも達成
させようとする粘り強さや継続的な物事への意欲が
すぐに萎えて、途中で投げ出してしまうような行動
習慣があれば、せっかくの「高度な専門知識」は
成果創出には結びつきません。
私が、ファシリテーションによるお手伝いをさせて
いただく際には、こうした一人ひとりの裏側にある
感情面の動きを敏感に察知して、行動に影響を与えて
いる感情エネルギーを適切な方向に流れるように
心理的な交通整理をすることがあります。
これは、論理的アプローチのように、サクサクと
ある意味、目に見えるような明快な言動でプロセスを
組み替えていくのとは異なります。
心理的アプローチですから、直接「悪感情に響いて
しまうような直接的な言動」はむしろ好ましくあり
ません。そのとき悪感情に響く直接的な言動をとれば、
逆効果で、プロセスが破綻してしまう場合もあります。
状況によっては、一度、悪感情をはき出させて、
その自分を見つめ直す場面を意識的に設定し、
そこから自己客観視と、好感情の意識的抽出を同時に
合わせ技として展開していく場合もありますが、
これはかなり高度な応用編です。
基本は、好感情を引き起こすための言動を、
タイミングをよく見ながら一瞬の間合いで繰り出す
というのがコツとなります。
最近は特に、こうした一人ひとりの「感情」に
向き合う自分像を見つめていただき、自分の
持っている「知性」や「知識」「頭脳の回転」
などを成果創出に向けて効果的に活用できる
「感情」マネジメントの方法について、詳しく
アドバイスさせていただく場面が増えています。
もし、ご自身の「知性」「知識」「頭脳の回転」等
に自信があるのに、なかなか成果に結びつかない
状況があったり、チームリーダーとしてメンバーを
惹きつけることができていないときは、ご自身の
「感情」マネジメント力を診断してみるとよいと
思いますよ。
この「感情」マネジメント力を診断できるコストパフォ
ーマンスの高いツールもご用意できておりますので、
そうした観点から自己を見つめてみるとよいという方が
いらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。
http://www.i-leader.jp/otoiawase.html
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
また来週お会いしましょう!
フジ・コーポレーション
ファシリテーター
加 藤
基づいた自他のポテンシャル活用については、大変多くの
ご関心をいただいております。
ありがとうございます。
この「思考行動特性」をさらに活用していく上で、
焦点をあてると、より行動変化を促進することが
可能になる切り口があります。
今日は、そのお話をしてみたいと思います。
何かと言いますと、それは・・・
「人が主体的に行動を起こし、自分の能力や
パフォーマンスを高めていく上でのエネルギー
として、自他の『感情』に対する関わり方に
注目していく」というアプローチです。
どういう事かと言いますと、
「高い知性がある」
「高度な専門知識を持っている」
「頭の回転が速い」
・・・ということと、
「高い知性を課題解決に発揮して行動している」
「高度な専門知識を課題解決に適用して行動している」
「頭の回転の早さを課題解決に活用して行動している」
・・・ということとは、
イコールではないということです。
例えば、せっかく「高い知性を持っていた」としても、
ちょっとした自分の失敗を非常に後悔し、いつまでも
その失敗や過ちをクヨクヨ考えているようですと、
せっかくの知性に蓋をしてしまい、目の前の新しい
状況さえも否定的に見てしまう可能性があるわけです。
他にも、ちょっと自分にとって気に入らないことが
あったり、不愉快なことがあると、すぐに感情が
大きくゆさぶられ、冷静なときには相手を受け入れて
より効果的な動きをとっていけるのに、なぜか相手
の言動を冷たい態度で拒否してしまう・・・という
ような場合もあります。
あるいは、せっかく「高度な専門知識を持っていた」
としても、目の前にちょっと困難で険しい状況が
立ちはだかると、これを突破して何としてでも達成
させようとする粘り強さや継続的な物事への意欲が
すぐに萎えて、途中で投げ出してしまうような行動
習慣があれば、せっかくの「高度な専門知識」は
成果創出には結びつきません。
私が、ファシリテーションによるお手伝いをさせて
いただく際には、こうした一人ひとりの裏側にある
感情面の動きを敏感に察知して、行動に影響を与えて
いる感情エネルギーを適切な方向に流れるように
心理的な交通整理をすることがあります。
これは、論理的アプローチのように、サクサクと
ある意味、目に見えるような明快な言動でプロセスを
組み替えていくのとは異なります。
心理的アプローチですから、直接「悪感情に響いて
しまうような直接的な言動」はむしろ好ましくあり
ません。そのとき悪感情に響く直接的な言動をとれば、
逆効果で、プロセスが破綻してしまう場合もあります。
状況によっては、一度、悪感情をはき出させて、
その自分を見つめ直す場面を意識的に設定し、
そこから自己客観視と、好感情の意識的抽出を同時に
合わせ技として展開していく場合もありますが、
これはかなり高度な応用編です。
基本は、好感情を引き起こすための言動を、
タイミングをよく見ながら一瞬の間合いで繰り出す
というのがコツとなります。
最近は特に、こうした一人ひとりの「感情」に
向き合う自分像を見つめていただき、自分の
持っている「知性」や「知識」「頭脳の回転」
などを成果創出に向けて効果的に活用できる
「感情」マネジメントの方法について、詳しく
アドバイスさせていただく場面が増えています。
もし、ご自身の「知性」「知識」「頭脳の回転」等
に自信があるのに、なかなか成果に結びつかない
状況があったり、チームリーダーとしてメンバーを
惹きつけることができていないときは、ご自身の
「感情」マネジメント力を診断してみるとよいと
思いますよ。
この「感情」マネジメント力を診断できるコストパフォ
ーマンスの高いツールもご用意できておりますので、
そうした観点から自己を見つめてみるとよいという方が
いらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。
http://www.i-leader.jp/otoiawase.html
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
また来週お会いしましょう!
フジ・コーポレーション
ファシリテーター
加 藤
2010年07月07日
この夏、体感したいスピリチュアルな空間
この夏も、自分を一回り大きくさせるチャンスですね。
新しいチャレンジを試みていくことで、気付きや意外な展開が
生まれてきます。
私は、新しく始めたスポーツで、トレーニングを通じた
「技術の体得」のプロセスを再確認したり、練習時と、
本番フィールドでのメンタリティの違いを体感したり
しています。
スポーツですから、練習で汗を流して終わりというだけ
でなく、本番フィールドでの成果を出すメンタルタフネスや、
基本技術を臨機応変に駆使する奥義にまで踏み込むべく
意気込んで取り組んでいます。
その他、新たに見つけたスピリチュアルな空間があります。
これをぜひ紹介してみたいと思います。
以前、瀬戸内海にある香川県直島の地中美術館をご紹介したと
思いますが、同じ直島の中に、先月の6月15日に、
新しい美術館が誕生していました。
きっと、まだご存じない方がほとんどだと思いますので、
最新情報としてお持ちいただくと、面白くて役に立つ話題
として提供できると思いますよ。
どんな美術館かといいますと、現在ヨーロッパを中心に活動
している国際的評価の高いアーティストである李禹煥氏と、
地中美術館も代表作である建築家:安藤忠雄氏とのコラボ
レーションによる美術館です。
新聞記事やネット記事でも紹介されています。
asahi.comさんでは
--------------------------------------------------------
李さんが思い描いた三つの箱形の展示空間を、屋根のない
三角形の広場でつなごうと安藤さんが提言した。
横長の壁の前に30メートル四方の広場をつくった安藤さん
のプランに、李さんの発案で高さ18.5メートルの六角形
のコンクリート柱が加わった。
「横の線が壁で強調されるので縦軸の柱を立て、空間を
ぴんと張りつめさせたかった」と李さんは明かす。
ほかにも、天窓の大きさや、わずかに曲線を描く天井の
ラインをめぐって、行きつ戻りつして、あるべきところに
収まっていく。
それは、弁証法の「正→反→合」を思わせる創造への躍動
でもある。
---------------------------------------------------------
私もさっそく体感してきました。
そこには、「作らないものと対話し、自然と人の原点を
最小限のところから探っている」という思索に満ちた世界が
広がっていました。
作品数はそれほど多くはないのですが、一つひとつの作品を
自分の内面と問いかけしながら、ゆっくり鑑賞していくと、
内側からの光を感じられます。
そして、各作品についてスタッフの方にお伺いすると、
とても丁寧にわかりやすく説明してくださいました。
自分で先に問いかけて鑑賞した分、解説を聞いて、深い思索
を得ることができました。
中でも、私は、「瞑想の間」が一番気に入りました。
ここは座って見るとよいですよ、というアドバイスをもとに、
ちょうどその時間帯には自分一人だけでしたので、3方向の
壁のアート(?)が見える位置に座ってみました。
ゆっくり瞑想するかのように、作品を見るというよりも、
空間を感じるという雰囲気で体感しました。
空気がキリリと引き締まり、静かな空間に身を置いていると、
不思議なスピリチュアルな響き(?)が聞こえました。
しばし時間を忘れて空間を感じていました。
内側から光りが満ちてくるような不思議な力を感じます。
次のお客様がいらっしゃったような感じがしましたので、そこで
立ち上がり移動しましたが、時間を忘れて瞑想(?)に入って
いたような感じがします。
すっきり、一枚の皮がはがれたような不思議な気持ちがしました。
その他にも、「照応の広場」、「出会いの間」、「沈黙の間」
「影の間」という展示空間があります。
この夏、スピリチュアルな空間を体験してみたいというときには、
地中美術館と合わせて鑑賞するとよいですね。
この夏のお薦めスポットです。
「海と山に囲まれた谷間に、ひそりと位置するこの美術館は、
自然と建物と作品とが呼応しながら、モノにあふれる社会の中で、
我々の原点を見つめ、静かに思索する時間を与えてくれます」と、
公式HPでご紹介されています。
公式HPでの李禹煥美術館紹介はこちら
http://www.benesse-artsite.jp/lee-ufan/index.html
地元山陽新聞のサイトでは、動画で李禹煥美術館を紹介しています。
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2010070513555055/
今回、スピリチュアルパワーが増大しましたので、
ますます張り切ってサポートに取り組んで参ります。
人とチームという新しい価値を生み出していく原点
に踏み込んでお手伝いさせていただくと、感動する
ほどの成長が生まれますのでとてもワクワクします。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました
また来週お会いしましょう!
フジ・コーポレーション
ファシリテーター
加 藤
新しいチャレンジを試みていくことで、気付きや意外な展開が
生まれてきます。
私は、新しく始めたスポーツで、トレーニングを通じた
「技術の体得」のプロセスを再確認したり、練習時と、
本番フィールドでのメンタリティの違いを体感したり
しています。
スポーツですから、練習で汗を流して終わりというだけ
でなく、本番フィールドでの成果を出すメンタルタフネスや、
基本技術を臨機応変に駆使する奥義にまで踏み込むべく
意気込んで取り組んでいます。
その他、新たに見つけたスピリチュアルな空間があります。
これをぜひ紹介してみたいと思います。
以前、瀬戸内海にある香川県直島の地中美術館をご紹介したと
思いますが、同じ直島の中に、先月の6月15日に、
新しい美術館が誕生していました。
きっと、まだご存じない方がほとんどだと思いますので、
最新情報としてお持ちいただくと、面白くて役に立つ話題
として提供できると思いますよ。
どんな美術館かといいますと、現在ヨーロッパを中心に活動
している国際的評価の高いアーティストである李禹煥氏と、
地中美術館も代表作である建築家:安藤忠雄氏とのコラボ
レーションによる美術館です。
新聞記事やネット記事でも紹介されています。
asahi.comさんでは
--------------------------------------------------------
李さんが思い描いた三つの箱形の展示空間を、屋根のない
三角形の広場でつなごうと安藤さんが提言した。
横長の壁の前に30メートル四方の広場をつくった安藤さん
のプランに、李さんの発案で高さ18.5メートルの六角形
のコンクリート柱が加わった。
「横の線が壁で強調されるので縦軸の柱を立て、空間を
ぴんと張りつめさせたかった」と李さんは明かす。
ほかにも、天窓の大きさや、わずかに曲線を描く天井の
ラインをめぐって、行きつ戻りつして、あるべきところに
収まっていく。
それは、弁証法の「正→反→合」を思わせる創造への躍動
でもある。
---------------------------------------------------------
私もさっそく体感してきました。
そこには、「作らないものと対話し、自然と人の原点を
最小限のところから探っている」という思索に満ちた世界が
広がっていました。
作品数はそれほど多くはないのですが、一つひとつの作品を
自分の内面と問いかけしながら、ゆっくり鑑賞していくと、
内側からの光を感じられます。
そして、各作品についてスタッフの方にお伺いすると、
とても丁寧にわかりやすく説明してくださいました。
自分で先に問いかけて鑑賞した分、解説を聞いて、深い思索
を得ることができました。
中でも、私は、「瞑想の間」が一番気に入りました。
ここは座って見るとよいですよ、というアドバイスをもとに、
ちょうどその時間帯には自分一人だけでしたので、3方向の
壁のアート(?)が見える位置に座ってみました。
ゆっくり瞑想するかのように、作品を見るというよりも、
空間を感じるという雰囲気で体感しました。
空気がキリリと引き締まり、静かな空間に身を置いていると、
不思議なスピリチュアルな響き(?)が聞こえました。
しばし時間を忘れて空間を感じていました。
内側から光りが満ちてくるような不思議な力を感じます。
次のお客様がいらっしゃったような感じがしましたので、そこで
立ち上がり移動しましたが、時間を忘れて瞑想(?)に入って
いたような感じがします。
すっきり、一枚の皮がはがれたような不思議な気持ちがしました。
その他にも、「照応の広場」、「出会いの間」、「沈黙の間」
「影の間」という展示空間があります。
この夏、スピリチュアルな空間を体験してみたいというときには、
地中美術館と合わせて鑑賞するとよいですね。
この夏のお薦めスポットです。
「海と山に囲まれた谷間に、ひそりと位置するこの美術館は、
自然と建物と作品とが呼応しながら、モノにあふれる社会の中で、
我々の原点を見つめ、静かに思索する時間を与えてくれます」と、
公式HPでご紹介されています。
公式HPでの李禹煥美術館紹介はこちら
http://www.benesse-artsite.jp/lee-ufan/index.html
地元山陽新聞のサイトでは、動画で李禹煥美術館を紹介しています。
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2010070513555055/
今回、スピリチュアルパワーが増大しましたので、
ますます張り切ってサポートに取り組んで参ります。
人とチームという新しい価値を生み出していく原点
に踏み込んでお手伝いさせていただくと、感動する
ほどの成長が生まれますのでとてもワクワクします。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました
また来週お会いしましょう!
フジ・コーポレーション
ファシリテーター
加 藤